よく人に楽曲や映画や小説などを紹介するときに「これは名作だ!」と言って薦める人がいる。ところが、ぼくはたとえ名作と思っていても口に出して「名作!」とは他の人には薦められない。なぜだろうと考えてみた。自分が名作と思っても人によって感じ方が違うから相手にとって駄作だったときの恥ずかしさがあるから言えないのではなかろうか。そう、逆の体験をよくしているのだ。
つまり他の人から名作と言われて見たところたいしたことないじゃないか?と思うことがあるのだ。だから自分が名作と言って薦めて、逆のことが起きたらいやなのだろう。それで名作とはあまり言ったことがないに違いない。自分の事ながらよく分からないわけだ。しかし、それに準ずることは言う。つまり「よい曲なので」くらいにとどめる。自分は好きだったくらいにしておく。名作なんて言えない。ひょっとしたら「名作」と言えるかどうかでその人の性格を分析できるかな。