対面キッチン越しに見える、マイダーリン(笑)の背中。
家でベンチプレスをドッカンドッカンやってるだけあって、まぁ、鍛えられてるんじゃないかとは思う。
(※近所迷惑)
ダイニングテーブルに座り、キッチンに背中を向けて座ってる、その…、鍛えられてる風の見慣れた背中に、今日は一段と“シゴデキオーラ”が色濃く出ていた。
バスの運転手であるダーリン(笑)の出勤時間は毎日違うから、毎月シフトの時間をカレンダーに書き写しているけれど、どうやらその作業をしているようだ。
無駄にマメ。
(褒めてる、多分)
せっかくの集中を散らしてしまうと、行を見間違えるなどの物損事故が発生する、繊細な作業。
(老眼のせい)
時には、人身事故(つまり私に被害)にまで発展するケースもあるので、ここはおとなしく朝ごはんの支度をするのが得策というもの…🎐チリン…
ダーリン(笑)の静かな背中を目の端に入れつつ、私は涼やかにパンをオーブンに入れ、目玉焼きを作る。
茶道のお点前のように、音を立てず、流れるように…。
(ただのイメージ)
匂い立つ、コーヒーの香り。
パンが焼ける香ばしい匂い。
全ての準備が整うと…、旦那がコーヒーを取りに来た。
よし、流れは完璧。
無事故(笑)
そして…、トラブルがないまま、静かに朝食は終り、片付け始めたその時だった──。
「さて!カレンダーでも書くかな!」
そうね、2月だものね、書かないとね…。
そうね、カレンダーよね……。
…………ん?
こ れ か ら ですか!?
じゃぁ、さっきの“シゴデキオーラ”は一体何だった…?
「さっき書いてたよね??テーブルに向かって真剣に座ってたじゃん??」
そうツッコミを入れようと思った、その瞬間──。
ダーリン(笑)からの爆弾発言。
「スマホ見てただけだよ?」
……参りました。
この、朝のクソ忙しい時間帯、気配を消してスッ…と座るその無駄に静かな佇まい。
アナタ、必殺仕事人の京本政樹…、いや、現代ならば松岡昌宏か何かですか…?(笑)
ただボサッと座ってただけなら、“ゴミ捨て”という重大ミッションを与えたかったですよ……🎐チリン…