前回までのお話
とぅっくんがパパの前で指さしをし、「ここ!」と喋った。
その時から、パパの頭の中には壮大な野望が...。
その夜、とる子はパパの言葉に衝撃を受ける。




その夜、子供たちも寝てて、
私は昨日の親子通園の話をしてて、
TVではスポーツニュースが映ってて、
そのときTVでサッカーの話題だったんです。


「そういえばね、昨日の講習会で、メッシの話しがあったよ!」
「ああ、アルジャンティー(アルゼンチンね)の選手だよね」
「うん、あの人もね、発達異常があったんだったんだって」
「え?そうなの?」
「成長ホルモンの分泌に異常があって、体が大きくならないって言われてて、サッカー選手になれないって言われてたんだって。」
「お金があれば成長ホルモンを投与して改善できるけど、お金が無くて治療ができなかったんだ。」
「でも、サッカーの才能があったからクラブチームが治療代を出してくれて、169cmまで伸ばせたんだって!」
「169cmはサッカー選手じゃ低い方だけど、でも、一流選手として活躍している。だから、障害があっても、なにか得意なことがあってそれを伸ばしてあげればいいって先生が。」
「あとトム・クルーズの失読症の話もしてた」
「あの人も病気あるの?」
「字が読めないから、他の人に台本を読んでもらって、耳で覚えて演技してるんだよ」
「!!!そうだったの!」


その後真剣な顔をして夫が
「とぅっくんは何をさせたらいいんだろうなぁ」と。
そして
「オルドゥに今度レベルの高い大学ができるんだ。癌の専門の研究をする。」
「とぅっくんがそこ行くといいと思うんだ!」




???...はい???



「大学病院ってこと?でもとぅっくんは癌じゃないよ?レベル高い病院でも、専門違いじゃダメじゃない?」



「病院じゃなくて大学。医者さんになる大学。」


!!!!!?



「あ~...とぅっくんが、お医者さんになるために、トルコの医大に進学するという...意味ですか?」


「もちろん!」という顔で座っている夫に、衝撃をうけつつ、

「そうだね!とぅっくんってほんっとにどうなるかわかんない人だから、お医者さんにだってなっちゃうかもね!六歳くらいで普通の子に追いついて追い越しちゃうことだってあるかもね!」

と、返事しました。


夫って、なんか、私の想像をはるかに超えてイロイロと凄い人だった。

とぅっくんの底知れなさ、計り知れなさは、絶対、父親似。