「過去も未来も存在せず、あるのは現在という瞬間だけだ。」
これはかの有名なトルストイの名言。
過去を悔やんだり未来のことに不安を感じたとき、“ 今この瞬間に ”立ち返るべき。
過去も未来も自分の頭の中にしか存在しないのだから。
・・・という意味合いの言葉。
“ 過去も未来もない ”という言葉を見て俺は「前世」とか「来世」なんていう概念を思い出した。
そもそも前世も来世もあるわけがない。
人生は1度きりだ。
と思う人は大半だと思うが、こんな記事をネットで見つけた。
①突然、軍歌を口ずさむ幼稚園児
②イギリス人だった前世を語る3歳児
③ローマ時代の少年だった記憶が蘇った主婦
・・・などのように、事前知識など一切ないのにこんな奇妙な現象を起こした人物が実在するのだという。
聞き取り調査をした結果、①~③の人たちの前世が、、、
①1945年に戦艦大和に乗船し、沖縄海上特攻で命を落とした青年
②イギリスの飲食店に生まれた男
③ローマ時代の戦争中に、キリスト教に関する大切な文書を遠方まで届ける使命を負った少年
だと結論づけられた。
こうした「生まれ変わり」の記憶には共通点があり、それは・・・
前世で非業の死を遂げたり、やり残したことがあったりと、強い後悔や未練が残っていること。
それを原動力にして記憶を残したまま、次の生を迎える、と考えられているらしい。
だとすると・・・
俺たちがもし今の人生に未練を残したまま死んだら、生まれ変わってまた新しい人生を迎えられるかも?
・・・などということは考えてはいけない。
なぜなら、、、
冒頭のトルストイの言葉は元々は以下のロシア語であり、、、
Для того чтобы жить доброй жизнью, нет надобности знать о том, откуда ты явился и что будет на том свете
「良い人生を生きるためには、あなたが(どこから)来て、次の世界がどうなるかを知る必要はない。」
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