前回までのあらすじ。
「まーきゅりは でぃおーるのマスカラを てにいれた!」
いあいあ・・・ちゃんとゴールド・・・
いあいあ・・・大人アイテムのカードで買ったんですたい。
そんなわけで勇者まーきゅり
成田にて旅立ちの装備を整えつつ、いざ韓国までの冒険へ
しかし、抜かりないと思っていた準備にも実はたくさんの落とし穴があり。
これから到着する先の仁川国際空港で、冒険の序盤にてHPが1になりそうな出来事に見舞われるのであった・・・。
▶ぼうけんをする まーきゅりLv.1
ピロリ~ンッ
まずは済州航空さんの旅客機にて、仁川まで
うん・・・なんというかね。あんまり大きくない飛行機デシタ。
しかし日本人だけじゃなく韓国人の方々も多く乗られてましたよ~。
まーきゅりのお隣、今回は韓国人のきれいなヨジャお二人で
どんな会話するんだろうなぁ~聞けないかなぁ~とか思ってたんですが。
どうやら日本での旅の疲れがあったのか、ひじょ~に口数少なく、早々に眠りモードに入られました
しかも格安航空なだけに、機内食も無いみたいで(乗るまで知らなかった)。
うぬん・・・わたひも寝るよぉ・・・。
ということで、前日によく寝ていたにも関わらずマイワールドに突入。
あれですな。
飛行機に乗るまでのわくわく感は大好きなのですが、乗ってからはわりとどーでもいいヤツ
約3時間弱ほどで、定刻をわずかに過ぎて仁川国際空港に到着~
お手洗い行ったり、イミグレーションをささっと終わらせて、バゲッジを取りに向かいます
うんうん、なんだか順調な旅のハジマリ~
がそう思ったのも束の間で~勇者まーきゅりは、ここで早速やらかします
バゲッジの受け取りカウンターで、待機するもですね。
たくさんの荷物が流れてくるものの~ちっともお目当てのものがやって来る気配がない・・・。
あれ・・・おっかしいナ・・・私のバゲッジは・・?
赤いので、えるぷじゃぱんの青いタグがついてるやつダヨー
最後の荷物らしきものが来て、動きが止まるベルトコンベアー。
チョットチョット~~どゆこと
出口では旅行会社のガイドさんが待ってるはずだから、早く行かなきゃなのに~
慌てて近くの空港職員さんに、搭乗券を見せながら泣きつくまーきゅり
聞いてみたら、うわあぁぁぁ~~!なんと!
違う番号の受け取りカウンターだった件
・・・そんなわけで、またしてもこうなる
職員さんが教えてくれた番号の受け取りカウンターに行くとですね。
その近くにポツン・・・と、取り残された例の赤いバゲッジ・・・。
わうーーん、わたひドンケツっ
ホントにですね・・・今にして思えば~なぜ間違った場所で待機してたのか、謎なんデスヨ・・・
自分なりにちゃんと電光掲示板を見た末の判断なのですが~これが間違いのハジマリだったわ
なぜ、スーパー方向音痴のくせに多くの人たちの流れに逆らってそっちに行ったのか。
なぜ、一番あてにならないテメーの直感に従ってしまったのか。
行った先での聞き込み、冒険序盤の基本だよネー。ネー。
ちゃんと、「▶はなす」コマンド使いたまへっ
って、そんなこと言ってるバアイではないっ
だから、ガイドさんが待ってるんだっての!ソウル市内までピックアップしてもらわなきゃなんだっての!
しかしですね。案の定というか、なんといいますか~
バゲッジをごろごろしながらゲートを抜けると・・・それらしき方がいらっしゃらない
色んな旅行会社のピックアップガイドさんがボードを持って、待っていらっしゃるんですが。
私が契約したところのマークである、蛍光イエローの目印が見つからない
まーきゅりもそのマークを手に持って、ガイドさんたちにここだよアピールもしてみるも~いない
もしや・・・置いてかれた・・・??
いちお大人なので、まだ泣いてはいなかったんですけど。
こういうときどうしたらいいか~大人でもけっこぉわからないもんでですね。
しばらく途方に暮れて、ボー然と突っ立っていたときに、
それを見かねた、H〇Sさんの現地ガイドさんが声を掛けてくださいました
「ガイドさん、いないデスカ?」
「ハイ・・・会えまてん・・・。ワタシ荷物もらうの遅れマシタ・・・」
「緊急連絡先ないデスカ?旅のしおりは?」
「旅のしおりアリマス・・・」
ガイドさんの言われるままに、それを出すまーきゅり。
航空券のEチケットなんかと一緒に、重要書類はちゃんと持ってきていて~旅のしおりももちろんあったのですが。
二人でそれをごそごそやっても、肝心の緊急連絡先が見つからなーい
その他社のガイドさんも、別の旅行者をピックアップで待っている最中だったようでして。
「そこのインフォメーションで聞いてみてクダサイ。ナニカ知ってるかもしれないから」
「ネ・・・」
そのガイドさんにお礼を告げる余裕も無くですね。
やっぱり言われるままに、空港の総合インフォメーションに向かいます・・・。
制服姿がお美しい、受付のヨジャに不安いっぱいで声をかける。
「あのぉ、すみまてん。ピックアップのガイドさんに会えないんデス・・・(日本語)」
「English please.」
「・・・」
ただでさえ気が動転して大変なことになってるのに~ここでも、壁が立ちはだかるぜ
さぁ、どうするよ?!まーきゅりー
なんとかちょ~貧相な英語で「ガイドに会いたいんだけど、会えねーんだよ!」という旨を伝えるとですね。
「・・・then?(んで?)」
「あ、アイキャントシーマイトラヴェルガイド・・・?」
「And then?(だから。んで?)」
ニコやかだけど、目が笑っていない受付ヨジャ
あああ・・・なんつーマイナスイオン・・・!
ホントにいよいよ泣きたくなる、まーきゅり・・・もういっそ日本の旅行会社にヘルプするか・・・?
そう思って、再び旅のしおりを出すと・・・
「 」
ちゃんとあるやないかい!現地での連絡先!
ちっちゃい字で!かーなり下の方に!
それをヨジャに見せて、カウンターに詰め寄るまーきゅり。
ヨジャ・・・冷たい人かと思いきや、快くそこに電話してくれまひた・・・。
やがて、こちらでの旅行会社の方に電話がつながりまして。
ヨジャに「代われってよ」ってことで、電話を差し出される。
「あ~~。まーきゅりさんデスカ?」
「ネッ」
「多分アナタが出てきたゲートが違うところだったみたいでデスネ~。今、どこにいますか?」
「인천콩항のterminal informationでぷっ」
「仁川空港のインフォメーションデスネ~。じゃあガイドに伝えるので、そこで待っててクダサイ~」
あまりにテンパって、ハングル語も日本語も英語も訳わかんないことになってるまーきゅり・・・。
ちなみに電話の対応は日本語対応の男性でした
電話つないでくれたヨジャにお礼を言って、そこで待ってると。
すぐに現地ガイドさんがまーきゅりのことを見つけてくださってですね・・・(ちなみにこちらはヨジャね)
えーん、お会いしたかったです~~心細かったです~~
そんなわけでですね。
たーーくさんの方々に、大迷惑をかけつつもなんとか現地のガイドさんと合流できたわけです・・・。
もちろん、まーきゅりの他にも何組かの旅行者さんたちが待っててくださってて
あまりの後ろめたさに平謝りです・・・
もうもう!パボでホントにすみませんでしたっ
直接お礼言えなかったH〇Sさんのガイドさんもありがとぉございましたっ
今回の件で猛省しました!おべんきょしました!
今度からはちゃんと緊急連絡先はきちんと把握しておきですね。
てかまずその前に、荷物の受け取りも間違わないようにしますっ
さてこさてこ。
のっけからもう、前途多難っぷりが凄まじいまーきゅりの冒険の書・・・。
しかし、冒険の旅は始まったばかりなのであった・・・。
/ 続 き ま ぷ \