杖 騎士~スカンダ(逆位置)
ーKeywordー
【不発】
何が原因で決断、行動ができないのでしょうか?原因を明らかにしましょう。
-恋愛-
小さな心配事にとらわれていませんか。はっきりしたほうが、解決しそう。
-仕事-
未使用の、まだ認識さえされていない能力を表しています。できない、と思っていることは、思い込みかもしれません。
-対人-
一緒に何か目標を達成するためには、規律が必要です。
カードの意味
スカンダは、永遠に若くて、魅力的でハンサムで、傑出したヨーギであり、火を食らう武将であり、シヴァの息子です。アグニつまり火の神は、彼が生まれるのを葦(shara)の森(vana)の間で助け、彼を指導しました。彼は、5000年以上に渡って崇拝されています。カールッティケーヤ、クマーラ、マハーセーナ、セーナーパティ、グハ、シャクティダラ、ターラカジットなどの多くの名前で知られており、人気があり、神々をデガースとブリオでの戦いに導きました。彼の乗り物は孔雀であり、彼が好んだ武器は、槍でした。
6つの顔を持つ神シャンムガとして、Ullasam(陽気さ)、Nirakula(気遣うことのない人)、Yoga(神との結合)、Idham(慈悲)、Sallabham(創造性を生み出す創造的な間奏)、Adhbutam(言葉を超えた驚き)の象徴でした。
これはDanayuthapani(最高の権威と放棄の杖を持っているヨーギ)としてのスカンダです。この特徴は、実際にスカンダの化身であった偉大なアドバイターマスターのラマナ マハリシのものです。シャンムガ丘のヨーギとして化身全体を生きているスカンダのように、ラーママハリシもまた最愛のアルナーチャラの丘を去ることはありませんでした。シャンムガ丘のエネルギーはとても強力です。今日でも自然に覆われた6面の小石のリンガムで、その上で磨かれたヨーガの力強い証です。スカンダの精神的な成果はとてもすばらしく、シヴァを再イニシエートして、プラナバマントラの秘密の性質へ導いたと評されています。
*『ラーマーヤナ』は、古代インドの大長編叙事詩です。ヒンドゥー教の聖典の一つであり、『マハーバーラタ』と並ぶインド2大叙事詩の一つでもあります。サンスクリットで書かれ、全7巻、総行数は聖書にも並ぶ48,000行に及んでいます。成立は紀元3世紀頃で、詩人ヴァールミーキが、ヒンドゥー教の神話と古代英雄コーサラ国のラーマ王子の伝説を編纂したものとされています。
この叙事詩は、ラーマ王子が、誘拐された妻シーターを奪還すべく大軍を率いて、ラークシャサの王ラーヴァナに挑む姿を描いています。ラーマーヤナの意味は「ラーマ王行状記」です。
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