ーKeywordー
【お試し】
カルマの終わりのカードです。厳しいですが、必然性であることを迎えます。
-恋愛-
硬直した状況であれば、選択の時を迎えます。
-仕事-
何かを失うことは、新しい機会を得ることでもあります。
-対人-
去る人を追う必要はありません。
カードの意味
シヴァは、パールヴァティのすばらしいタパスの達成と、それにも勝る偉大な愛に参っていましたが、彼女を試してみたいといういたずらっぽい願望をまだ持っていました。若いバラモンとして彼女の前に現れて、「シヴァのようなやつのために、人生と美しさを浪費しているぞ」と言って、彼女を驚かせる教えをしたのです。
「シヴァは礼儀正しい人々の模範となるようなタイプの人なのか?」
シヴァの家族や背景については知られておらず、見た目は蛇で、怪しいゴブリン(醜い姿の小悪魔)と墓地に住んでいて、もちろんお金は持っていません。これはニンダスタティと呼ばれているバクティの独特の形なのです!シヴァは世界の王であるため、お金はもっていません。墓地に住んでいるのは、そこが人間が終わりを迎える場所だからです。家族は持たず、その背景も不明です。なぜなら彼自身が世界の起源だから、といった具合です。Svetashavataraウパニシャッドによれば、「たった一人ではあるが、彼はすべてのものを含んでいる。誰でも知っている。シヴァは永遠に平和を得る縁起の良い存在である」と。
この言語の意味を理解する過程で、パールヴァティは、シヴァに対する彼女の偉大な愛があるが故に、これらの傲慢な語句に耐えられなくなりました。彼女はこの横柄な男を叱責し始めます。愛による怒りの嵐の中で、鋭く非難し、叱咤したのです。
「バカと人を羨む者は、いつも世界の偉大な存在について悪意あるもの言いをするのです。浅はかな者の狭い理解を超えることを、非難するのです。すばらしい魂のことを悪く言うことは罪です。聞くことはその罪に関与することです。」
パチンと音を立て、神は姿を現しました。パールヴァティは、瞑想によって、彼らの否定的なカルマについても考えを深めたのです。
*ロータスのスーツの物語は、 西暦400年前後、サンスクリット文化の花開いたグプタ朝の繁栄のもとに活躍した、サンスクリット語の詩聖、カーリダーサの『クマーラ・サンバヴァ』という詩〔クマーラ(シヴァ神の息子)の誕生の意の詩篇〕からきています。
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