インドタロット 今日の一枚引き~矢 5~ビーシュマは王座を放棄する | 【東京 神楽坂】 チャネリング&コンサルタロッター Mercury Hiromi

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東京神楽坂にあります「タロットルームMercury」 にて、日々占っています。ブログには、「インドタロット 今日の一枚引き」、占いスケジュール、タロット講座レポート、チャネル・占いに役立つと思い日々模索・実践中のこと(今は、特に山登り)をUPしています。

 

矢 5~ビーシュマは王座を放棄する(正位置)

 

 

Message from the card

ーKeywordー

【放棄】

どのような結末や結果に向かって、今の行動を選んでいますか?

 

-恋愛-

あなたの祈りが叶いそうです。

 

-仕事-

再編成、または優先順位の再調整の段階に来ています。

 

-対人-

不法行為やゴシップ好きな人々からは、解放されそうです。

 

 

カードの意味

 

 

 彼の子供たちが王座に着くことに異議を唱えないというデーヴァヴァラタの約束をきいても、漁師の貪欲さを抑えることはできませんでした。この時点で、デーヴァヴァラタは、文字通り宇宙を揺るがす恐ろしい壮大な誓いを立てます。彼は王座を放棄するだけでなく、Nitya Brahmachari(永遠の独身)を約束します。

 

 若い王子がそのような犠牲を払ったことはいまだかつてありませんでした。そして、この驚くべき放棄は、霊的な偉大さとして、畏敬の念を抱いた神によって、すぐに評価されました。アカシャバニ(神の声)は、彼の新しい名前 - " ビーシュマ"(恐ろしい誓いの一つ)と轟かせました。

 

 欲望を放棄することができないと愕然としたシャーンタヌ王は、自分自身を許さないことにして、彼のすべての精神的な長所を ビーシュマに譲り渡しました。ビーシュマは、今や無敵となり、死は自分が選んだときにのみ訪れることができるようになりました。彼は非常に長い人生を送ります。そして、彼の存在は、以前はパラシュラマやハヌマンのような神人のためにしかできなかった偉業で証明しています。

 

 悲しいかな、シャーンタヌ王が確実なものにしたかった王国の平和と安定を得ることはできましたが、ビーシュマを失ってしまいました。そして、ビーシュマの犠牲の結末は、小競り合いをする子孫によって、戦争へと進んでいきます。

 

 

*『マハーバーラタ』は世界3大叙事詩の1つとされています。(他の2つは、イーリアス、オデュッセイア)。『ラーマーヤナ』と並び、インド2大叙事詩の1つです。サンスクリットで書かれており、全18巻あります。

 

 マハー=偉大な、バーラタ=バラタ族、偉大なバラタ族の物語です。バラタ族のなかのカウラヴァ家(クル家)とパンダヴァ家(パーンドゥ家)の争いを軸に物語は進められます。

 

 物語の登場人物が誰かに教訓を施したり、諭したりするときに、神との対話や賢者の助言として、たくさんの教訓が入っています。それらが、インドの哲学、宗教の原点となっており、特に有名なのが神の歌を意味する「バガバッド・ギーター」です。

 

 「バガバッド・ギーター」は、パンダヴァ家の5王子の一人、アルジュナが戦いを前に、親族でありながら敵対し戦うことの虚しさを嘆くのを聴いた賢者クリシュナが語りかける巻を指します。神へ通じる道として、執着を捨て、もろもろの行為をせよとクリシュナは説きます。アルジュナはすべてを神クリシュナに委ねます。

 

 

 

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