インドタロット 今日の一枚引き~矢 7~陰謀  | 【東京 神楽坂】 チャネリング&コンサルタロッター Mercury Hiromi

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東京神楽坂にあります「タロットルームMercury」 にて、日々占っています。ブログには、「インドタロット 今日の一枚引き」、占いスケジュール、タロット講座レポート、チャネル・占いに役立つと思い日々模索・実践中のこと(今は、特に山登り)をUPしています。

 

矢 7~陰謀(正位置)

 

 

Message from the card

ーKeywordー

【陰謀】

羨望を生じさせる何かを持っていますか?

気をつけてください。

 

-恋愛-

注意不足によって、ライバルが有利になります。気をつけて。

 

-仕事-

退屈すると手抜きに繋がりますので、創造的に従事する必要があります。

 

-対人-

賢明な人でさえも妙な振る舞いをするときは、不穏なエネルギーが流れています。

 

 

カードの意味

 

 

 ビーシュマは、パンダヴァ族に対する陰謀が続く中、ドゥルヨーダナへの嫌悪と羨望の気持ちが芽生えてきました。

 

 ドゥルヨーダナを、盲目的に甘やかしていたドリタラーシュトラ王でさえ、息子がパンダヴァ族の葬儀を熱望していることを知っていました。ドゥルヨーダナは、このことを実現するために、彼の叔父のシャクニ、彼の弟のドゥフシャーサナ、そして彼の親友カルナを仲間にしました。ドゥルヨーダナは、毒薬を試し、事故を起こし、彼らが眠っている間に火の中で彼らを焼こうとし、野生の獣で満ちているジャングルに彼らを追放し、ついには、サイコロのゲームで露骨な不正行為と詐欺をはたらこうとしたのです。

 

 ドリタラーシュトラ王は、これらのことを承認こそしませんが、かといって否定もしません。敬虔に振舞い、力のない同情の声をあげたり、彼が彼らを完全なウソでなだめることができないときには、ビーシュマと彼の仲間の長老たちに介入するように偽善的に訴えるだけです。

 

 ドゥルヨーダナは、ビーシュマに次のように嘆きました。「良いことだと知っていても、私はそれを無視する。それにもかかわらず、悪いことだと認識しても、私はそれに従う。私のsvabhava(固有の性質)はそういうものです。」ビーシュマは、致命的な大災害を防ぐために懸命に努力しましたが、 ドゥルヨーダナは、勝利を求めて、あまりにも嫉妬深く、欲富と権力に対して、あまりにも貪欲でした。

 

 

*『マハーバーラタ』は世界3大叙事詩の1つとされています。(他の2つは、イーリアス、オデュッセイア)。『ラーマーヤナ』と並び、インド2大叙事詩の1つです。サンスクリットで書かれており、全18巻あります。

 

 マハー=偉大な、バーラタ=バラタ族、偉大なバラタ族の物語です。バラタ族のなかのカウラヴァ家(クル家)とパンダヴァ家(パーンドゥ家)の争いを軸に物語は進められます。

 

 物語の登場人物が誰かに教訓を施したり、諭したりするときに、神との対話や賢者の助言として、たくさんの教訓が入っています。それらが、インドの哲学、宗教の原点となっており、特に有名なのが神の歌を意味する「バガバッド・ギーター」です。

 

 「バガバッド・ギーター」は、パンダヴァ家の5王子の一人、アルジュナが戦いを前に、親族でありながら敵対し戦うことの虚しさを嘆くのを聴いた賢者クリシュナが語りかける巻を指します。神へ通じる道として、執着を捨て、もろもろの行為をせよとクリシュナは説きます。アルジュナはすべてを神クリシュナに委ねます。

 

 

 

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