18 THE MOON~チャンドラ(逆位置)
Message from the card
ーKeywordー
【不安・うぬぼれ】
物事が明確でなく、不安を感じる時には、中庸が肝心です。
-恋愛-
複雑で油断のならない相手ですが、自分が正しいと確信しすぎるのもよくありません。
-仕事-
現状がうまくいっている場合は、今起きていることの結果が出るまで、思考停止状態になっているかも。もう一度、再考してみることで、思考回路が動き出しそうです。
-対人-
説得力のある態度や話し方に気をつけて下さい。
カードの意味
チャンドラ(月の神)は、インドのパンテオン(古代ローマの神々を祭った神殿)の自称不良少年でした。彼は、立派な人物で、お手本になれるだけの資質を備えていたにもかかわらず、不良なふるまいをしようとしました。
月はソーマ(不滅の飲み物)の番人です。彼はまた、すべての人間の古代におけるタイムキーパーでもありました。彼が正しい時刻を発表しなければ、どんな縁起の良い行事も催すことができませんでした。そのうえ、ソーマは、ヴェーダの儀式において重要な役割を担っていました。そのため、彼は、すっかり思い上がり傲慢になっていきました。
彼は、かなりハンサムであり、知的であり、悪魔のように魅力的であり、神である両親から生まれ、そして、素晴らしい社会的業績を成し遂げました。しかし、そういったことから、慎み深さを教わることはありませんでした。
そのため、彼は、タラ(神々のグルであるブリハスパティ)の妻を誘惑してはならないという理由が理解できなかったのです・・・。
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