Mercury Hiromiです。
円盤 6(R)~覚醒
・人間関係において、愛をお金で買おうとしてはいませんか。
・損失の中に利益があり、利益の中に損失がありそう。慎重にふるいにかけてください。
・寛大さによって、お人よしと評判にならないように気をつけて下さい。
カードの意味
自分を拷問するような苦行をやめ、強さを取り戻して、シッダールタは現在のブッダガヤにやってきて、ピーパル(インドボダイジュ)の木の下で覚悟をもって座っていました。彼は、ドゥッカ(苦)への解決策を発見するまで動かないことを決意していました。
44日間、彼は不動で座りました。マーラは、非常に心配になっていました。人類に与える、彼の揺れが実質的に弱体化しようとしていたからです。そこで、彼は、究極の知識から彼の目をそらすことを望んで、その沙門(仏教の修行僧)に暴行し始めました。
マーラは、罪・不安・疑問・誘惑・毒気・嵐や雷を、送りこみました。攻撃されても、シッダールタは静かなままでしたので、マーラは当惑におちいっていきました。マーラは、その後、彼の3人の妖艶な娘を送りました。-欲望・不安・喜び-彼女らは常に勝利してきましたが、シッダールタは、道を踏み外すことはありませんでした。
エネルギーの炎の中で、シッダールタは、ヨーギたちがpunyasmritiと呼ぶものを経験しました。今までに生きてきたすべての生命の完全なビジョン。くりかえす人生。それは、苦しみの輪に結びついている。なぜなのか?その犯人はtanhaです。-永遠の渇望、欲望-渇き―欲の化合物、それは、カルマの燃料であり、それを満たすための馬鹿げた、そして、絶望的な試みで、次々と誕生を起こしました。
45番目の夜に、シッダールタは、神のビジョンと彼の最初のサマディを得ました。そして、彼は順次、8種類のサマディを経ました。それが終わったとき、彼は仏陀(覚醒した者)となりました。そして、マーラは、粉砕しました。
*仏陀の生涯は、2千年以上もの間、アジアで最も人気のある物語となっています。苦しみから逃れるための道を示し、神として歓迎された仏陀についてのこの物語は、アジアの中核ともいえる物語となっています。
インドでさえ、約5世紀にもわたって、主に仏教国でした。人類の歴史に非常に大きなインスピーレーションを与えた仏陀は、神以外の何者でもありませんでした。または、敬虔な人々は、そう考えました。しかし、仏陀自身は、自分が神になるとか、または神と一体化するということに興味はありませんでした。
仏陀は三大宗教の創設者の一人でした。三大宗教は、驚くような長い年月を耐えてきました。仏教は、世界の信仰となりました。自国、インドではヒンドゥー教という母体に吸収されました。
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