「将棋の棋士は対局のとき、どんな思考をしているか」2017/4/7(金)読売新聞を読んでφ(.. | 【東京 神楽坂】 チャネリング&コンサルタロッター Mercury Hiromi

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こんにちは、Merucry Hiromiです。好
 
 
タロット講座で、よくする話です。
展開されたカードをリーディングする際に、「スート―リーとして読む、文脈で読む」のですが、実際、幾パターンにも読むことが出来ます。その中で、「これ!」というひらめきを得て、1つの結論を選ぶのです。ウインクねこ
 
 
今朝のこちらの新聞記事は、 
「将棋の棋士は対局のとき、どんな思考をしているか」
という内容です。

 ①最初に「直感」で3手ぐらいを選ぶ。
 ②それから「読み」、つまりシュミレーションをする。
 
ただ、この二つだけで考えを進めようとすると、「数の爆発」という問題にぶつかってしまう。10手先の局面をすべて読もうとすると、3の10乗、約6万もの可能性になってしまうのだ。
 
 ③そこで「大局観」を使う。戦略や今までの戦い方の総括のような抽象的な考えだ。棋士はこれら三つを使って考えている。
 
なるほど。びっくり
 
タロットリーディングに置き換えれば、①直感、②カードの象徴の意味とそれに基づくストーリー、③全体からのイメージ、流れというということかな・・・ウインク
 
 
頭の中の動き、思考をどう説明すればよいか・・・
そういうのもよく考えています。ウインク
 
そして後半のAIの話も、興味深いです。AIと人間の思考回路の違いですかね。AI占いは、どんなかなキョロキョロ
 
 
「2017年4月7日(金)読売新聞」より
{0E434123-53AE-49BA-AA4A-4B378D7E1809}
 
 
 将棋の棋士は対局のとき、どんな思考をしているか。
 最初に「直感」で3手ぐらいを選ぶ。それから「読み」、つまりシュミレーションをする。ただ、この二つだけで考えを進めようとすると、「数の爆発」という問題にぶつかってしまう。10手先の局面をすべて読もうとすると、3の10乗、約6万もの可能性になってしまうのだ。
 そこで「大局観」を使う。戦略や今までの戦い方の総括のような抽象的な考えだ。棋士はこれら三つを使って考えている。
 AIは膨大な量の計算ができるが、それでも「将棋の解明はほぼ不可能」といわれている。ゲーム全体の手の可能性は10の220乗あるといわれ、これは全宇宙にある分子よりもはるかに大きい数だからだ。
 たくさんの要素を基にして、局面や状況を判断しなければならないのが将棋の難しさだ。相手の駒を取るか、相手玉を攻めるか、あるいは陣形を整えるか・・・これらの何を最優先に考え、評価するかは、一手ずつ局面が変わるたびに変化する。
 将棋ソフトは、この評価をより正確にすべく改良され、徐々に強くなってきたが、やはりミスをすることはある。人間もミスをするが、両者の思考の仕方には全然違う点もある。
 人間は連続性や規則性によって記憶し、理解する。AIにそういう面は基本的にはなく、1手進んだら、それまでの過去はなかったかのように判断を下す。
 このやり方には良い面もあり、人間が「考えない場所」を提示してくれる。ここ数年、ソフトが見つけた新手が結構あり、これらは人間ならではの思い込みや先入観を取り除いたものから生まれた。こうして生み出されたものを人間的な方法で理解し、人間の能力を伸ばしていくことが問われているのではないか。