おはようございます、コンサルタロットのマーキュリーヒロミです。

読売新聞 人生案内100年 を読んで その2
の続き(最終回)です。
順序は、逆になりましたが・・・
2014年5月2日(金)朝刊13面
「人生案内100年 変わる家族1」
女性の悩み・家制度廃止に力
(見落としていた新聞、見つけました。
)
さて、内容は・・・
(以下青字は、新聞記事内容です)
敗戦後、日本は、法制度の見直しをGHQから迫られていた。
民法もその一つであり、中でも家制度(※)の廃止を巡っては、
改正案を議論する国の審議会で激しい議論となった。
その場で委員を務めた教育者の河崎ナツは、読売新聞の人生案内の回答者でもあった。
そのため、当時の相談をもとに「家制度」がいかに女性を苦しめているかを訴えた。
(※家制度~戸主(家の長)が、家族を統率する権利(戸主権)を持つ家族のあり方を定めた戦前の制度。家の継承を重視し、戸主の地位と財産は、長子が単独相続する家督相続の制度をとった。夫が妻の財産を管理するなど、女性の地位は低かった。)
なるほど・・・
今のようにインターネットなどない時代、
「人生案内100年 変わる家族1」
女性の悩み・家制度廃止に力
(見落としていた新聞、見つけました。

さて、内容は・・・
(以下青字は、新聞記事内容です)
敗戦後、日本は、法制度の見直しをGHQから迫られていた。
民法もその一つであり、中でも家制度(※)の廃止を巡っては、
改正案を議論する国の審議会で激しい議論となった。
その場で委員を務めた教育者の河崎ナツは、読売新聞の人生案内の回答者でもあった。
そのため、当時の相談をもとに「家制度」がいかに女性を苦しめているかを訴えた。
(※家制度~戸主(家の長)が、家族を統率する権利(戸主権)を持つ家族のあり方を定めた戦前の制度。家の継承を重視し、戸主の地位と財産は、長子が単独相続する家督相続の制度をとった。夫が妻の財産を管理するなど、女性の地位は低かった。)
なるほど・・・

今のようにインターネットなどない時代、
7万通もの手紙を受け取っていた「人生案内」は、
まさに「国民の声」の反映だったのですね。
その相談者の9割は、女性だったそうです。
現在、ブースにご相談に来て下さる方も、女性は8割位です。
そして、当時の相談実例を元に記事は続きます。
戦前の女性にとって、結婚とは夫の「家」に入ることであった。
生まれた子の親権は父親が持ち、離婚に際しての子の監護も原則として父親に属すると規定されていた。
家を出て行きたくても子どもは置いていかなければならない為、踏みとどまる・・・。
今でも、離婚するタイミングを考える際、「子どもが自立してから」と考えていらっしゃるお客様は多いです。
「夫とは離婚したい。けど子どもとは離れたくない。」
女性の気持ちは今も昔も同じ・・・。
しかし、昔は選択の余地がなかったわけですよね。
当時の民法では結婚には親の同意が必要だった。
そのため、結婚とは名ばかり、実質は家の為の“身売り”・・・。
そういう結婚があったのですよね・・・。
民法改正のおかげで、
親に反対されても、自分の意思で結婚が出来るようになり、
更に現在では、
「結婚をしない」選択をされる方が増えて、
親御さんは心配されてご相談に来られています。
民法改正審議での河崎の訴えは、効果があった。
改正案の起草委員を務めた民法学者の我妻栄は後年、
「(民法改正の過程で)婦人委員が非常に重要な発言をしたことは特筆しなければならないことだと思います」と述べている。
法律改正に、人生案内に寄せられた女性の声を反映させた方がいらっしゃった。
そして、昨日までの当然が変えられたのですよね・・・
さて、SNS時代の今、かつて読売新聞の人生案内に投稿された“声”と同じように、私たちの日常の発言が、昨日までの当然を変えるひとつになる・・・そういうケースもたくさんありますね。
まさに「国民の声」の反映だったのですね。
その相談者の9割は、女性だったそうです。
現在、ブースにご相談に来て下さる方も、女性は8割位です。
そして、当時の相談実例を元に記事は続きます。
戦前の女性にとって、結婚とは夫の「家」に入ることであった。
生まれた子の親権は父親が持ち、離婚に際しての子の監護も原則として父親に属すると規定されていた。
家を出て行きたくても子どもは置いていかなければならない為、踏みとどまる・・・。
今でも、離婚するタイミングを考える際、「子どもが自立してから」と考えていらっしゃるお客様は多いです。
「夫とは離婚したい。けど子どもとは離れたくない。」
女性の気持ちは今も昔も同じ・・・。
しかし、昔は選択の余地がなかったわけですよね。

当時の民法では結婚には親の同意が必要だった。
そのため、結婚とは名ばかり、実質は家の為の“身売り”・・・。
そういう結婚があったのですよね・・・。
民法改正のおかげで、
親に反対されても、自分の意思で結婚が出来るようになり、
更に現在では、
「結婚をしない」選択をされる方が増えて、
親御さんは心配されてご相談に来られています。
民法改正審議での河崎の訴えは、効果があった。
改正案の起草委員を務めた民法学者の我妻栄は後年、
「(民法改正の過程で)婦人委員が非常に重要な発言をしたことは特筆しなければならないことだと思います」と述べている。
法律改正に、人生案内に寄せられた女性の声を反映させた方がいらっしゃった。
そして、昨日までの当然が変えられたのですよね・・・

さて、SNS時代の今、かつて読売新聞の人生案内に投稿された“声”と同じように、私たちの日常の発言が、昨日までの当然を変えるひとつになる・・・そういうケースもたくさんありますね。

fine