E16エラー!RAID5/TeraStation TS-1.0TGLのエラー復旧 | RAIDデータ復旧事例 | デジタルデータリカバリー

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デジタルデータリカバリーのRAIDデータ復旧事例。トラブル発生から納品までを追ってご紹介します。

今回のお客様は、RAID機器に接続していた外付けハードディスクに

物理フォーマットをかけたあと、RAID機器を一度シャットダウンしてから接続しました。

そのときに「E16」エラーが出てアクセスできなくなったとの事でした。



 
診断の結果、4台のハードディスクのうち1台目がファイルシステム異常、

4台目にバッドセクタが発生しているとわかりました。

なので、異常箇所の修復作業を行ったあとRAIDを組み直し、データ抽出!

今回は100%、ご希望のデータを復旧することができました~!!


 
お客様は当初、ご自分でされた物理フォーマットが原因で

エラーになったのではとお考えでしたが、

再接続の際の電源の入り/切りの衝撃が原因とみて間違いないでしょう。



通常、ハードディスクの平均寿命は約3年。

今回の機器は2006年製と、わりと古かったので

もともと劣化ぎみだったのかもしれません。



また、テラステーションはユーザーに嬉しいコストパフォーマンスを実現するために、

サーバー用ではなく通常のパソコンと同様のハードディスクで構築されています。




それにより、サーバー用のディスクで組まれているものと比べて

故障しやすい側面があるのも否めません。

電源の入り/切りは機器に最も負荷をかける行為ですので、

RAIDを長く利用されている方はとくに注意してください!