E23エラー発生!3台にファイルシステム異常のTeraStation復旧! | RAIDデータ復旧事例 | デジタルデータリカバリー

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デジタルデータリカバリーのRAIDデータ復旧事例。トラブル発生から納品までを追ってご紹介します。

今回お客様がご依頼くださったのは、

BUFFALO製のTeraStationTS-XE4.0TL/R5。

RAIDの構成はHDD4台で、RAID1+0で組まれていました。




お客様からの相談内容は、

『DISK②と③にエラーコードE23が表示されている。

一度電源を落とし、DISKを挿し直してみたのですがデータにアクセス出来ない』

ということでした。




早速、機器をお預かりし初期診断担当員が分析します。




すると、なんと4台中3台(②③④)に

ファイルシステム異常が起こっていることが判明!




RAIDの構成がRAID1+0構成

ミラーリングした2台のハードディスクを更にストライピングした保存形式)

だったため、DISK①と③ ①と④ ②と③ ②と④の

4つの組み合わせから、最も良好な状態でデータが取り出せる組み合わせを

探し出します。




ハードディスクの状態を把握するためには、

それぞれのハードディスクをセクタというデータの最小の単位で

解析を実施します。




今回ご依頼頂いた機器は、RAIDを構成する4台のハードディスクで

1台の容量が1TBのものです。

1TB当たりが約20億セクタあり、

それを掛ける4台分ですので、約80億セクタの情報を解析します!

過去、蓄積してきた復旧知識から

どのハードディスクの組み合わせが一番良好かを判断していきます。

今回はDISK①とDISK④が比較的状態が良いことが分かりました。




まずはDISK④に起きているファイルシステム異常を修復。

正常に動作するようになったDISK④とDISK①を使用し、

当社の復旧環境を利用して仮想的にRAIDを組み上げ、読み出せるようになった

データを抽出!




無事にデータを復旧完了し、お客様にお届けできました




お客様の大切なデータを最善のかたちで取り戻したいと思っています。

当社は、ハードディスクごとに臨機応変に、

一つ一つのハードディスクの中身を確認して確実にデータを復旧しています。

データトラブルでお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。


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・『E23』エラー対処法はコチラ!


■Terastationを復旧された お客様の声■
【株式会社クレディセゾン様】
リビルドをかけると、アクセス出来なくなった。二度と戻らないと思っていたデータを取り戻せました。


【ネッツトヨタ様】
停電後、『E04エラー』が発生。データ欠損も全くなく、スピーディに復旧出来ました。


【日東富士製粉株式会社様】
再起動を何度も繰り返してみたが、全く中のデータが見られない



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