連日の大幅安に、メディアやSNSなどでは、「リーマンショック以来の下げ」、「ブラックマンデーの下げ幅超える」、「狼狽売り」、「パニック安」などの文字が躍っています。
刺激的なワードを並べただけですね、日本のメディアはこのレベルです(笑)
どれもこれも不安を煽って、Viewを稼ぐ。ただそれだけの内容です。
強いていえばその心理的なパニックや狼狽を生んでいるのはネットニュース、テレビの報道、X等の書き込みでしょう。
実際に自分自身が個人投資家の立場でポジションを持っている方は、それらのものは一切無視した方が良いです。
元々、株価は上がる時も下がる時も「どこが天井、どこが底」なんて誰にもわからないものだし、本来はそれを承知で始めたはず。
この値幅の大きな価格変動の正体は、「信用買い」の追証に伴う損切りです。
個人的には自分ルールとして「現物でしか株はやらない」で始めているので、そういった方々の止むに止まれない損切りは全て他人事なのですが、いいときはいい思いもできるでしょうがやっぱり怖いものです、信用は。
さて、どこまで下がるかはわかりませんが、株価だけ見ていても目途というものは見えてきません。
平常時だとこんな株価では買えない、バーゲンセールだと思った銘柄の配当利回りをチェックして買って大損することはなさそうだ、と控えめに見積もった感覚で、新規買いする良い場面が明日からの動きに中で見つかるかもしれません。
追証の期日等の絡みから、今日の出来高や下げ幅は目先のセリング・クライマックであった可能性は高いかなと見ています。
メディアに、情報を求めても彼らは視聴やアクセス数が上がれば良いだけで中身がないので惑わされるのは止めましょう。
適時開示のような、確かな情報くらいしか信用してはダメです(笑)
下がったものは、次必ずあがりますしその逆もしかり。
それを繰り返しているだけです、あまり一喜一憂せずに日々暮らしましょう。