今日は、あおぞら銀行のストップ安が何といってもインパクトがありました。

一単位の100株を持っていただけでも、一日で7万円のマイナスが出る計算ガーン

今年初めて新NISAをきっかけに株デビューして、早々にもう買っていた人はさぞびっくりしたことと思います。

 

寄り付きからしばらく30分近く値段が付かないから、もうS安だろうなと早々に思いながらみてました。

それよりも関心があったのが、他の地銀全般への影響がどれだけ及ぶか。

今日のところは、そこは限定的だったように思います。

 

あおぞら銀行は、持っていませんし仮に明日再度S安になっても買うつもりはない。

それは一言でいえば、「財務健全性」が全然高くないし、米国の債券等への投資比率が高いのが気になっていた点。

 

ちょうど1年前の今頃なんですが、米国の投資銀行が経営破綻したのを引き金に日本でも「地銀ショック」と呼べる暴落の連鎖が起こりました。

その時にはあおぞら銀行はヤバイぞ、と言われたものですし財務健全性が優秀な南都銀行でさえ一気に暴落しました。

 

個人的には、「大きく落ちるナイフ」を拾うのは好きな方ですが財務に不安がある企業はパスです。

過去の記事でも書いた「ディップ」などは財務的に見たら健全経営されているようなので、拾えるナイフだと思っていました。

そういう点では、例えば南都銀行が決算発表や権利落ちで爆下げしたら、買うと思います。

そう長くかからないうちにプラス転換して持っていられるという想定です。

 

更にもっと手堅く行きたい場合は、やっぱり銀行に関しては3大メガバンクの押し目買いを狙う方が無難かと思っています。

日銀が長期金利を上げたら、銀行の株は一般的に上がります。

そして、春先の利上げを視野にいれているというような報道もありますので。

逆に金利が下がることはない(下げようがないほど低い)ので、上がるか据え置きしかないのですから。