【ウズベキスタン】その2~世界遺産を朝の散歩、それからカラカルパクスタン | 美味ホンコン探検隊

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ホンコン在住20年、V子の香港日記。

こんにちはニコニコ
昨夜も荒れましたね(デモ活動)。
この週末も気をつけて過ごしましょう。

クローバー

さて、ウズベキスタン編その1の続きです。
お付き合い頂けましたら幸いです。

そう言えば、この旅行の行程を書いてませんでした。
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Day1 成田から空路乗り継ぎでヒヴァ
Day2 カラカルパクスタン観光
Day3 ヒヴァのイチャンカラ観光後、空路ブハラへ
Day4 ブハラ観光
Day5 シャブリサブス観光してサマルカンドへ
Day6 サマルカンド観光
Day7 タシケント観光後、夜のフライトで日本へ
Day8 成田着
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と言うことで、2日目晴れ

前日ホテルに夜中にチェックインしたので、6時半起床はちょっと辛いショボーン
個人旅行だったら9時くらいまで寝てたかったな〜ねー

朝食を済ませた後、出発まで時間があったので近くを散歩することに。


ホテルのすぐそばに、世界遺産のイチャン・カラItchan Kala 。

シルクロードの砂漠の都市がそのまま残っていて、街全体が博物館。

西門へ。


この城砦都市は、ドラクエや進撃の巨人に出てくる街に似ていると言われているらしい。


ちょっと中に入ってみると(朝8時前だと入場券なくても中に入れます)

晴れカルタ・ミナル


 
北京とかのお土産屋でも見た事あるモフモフの帽子売ってます。


イチャンカラは翌日じっくり観光する予定。
これ以上奥に行かずホテルに戻りました。


宿泊したホテルはこちら。
Aminxon


ホテルを8時半に出発し、今日の観光地、カラカルパクスタン共和国を目指します。
カラカルパクスタンは
チューリップ黄ウズベキスタン内にある非独立国家で、入るのにパスポートは不要。
チューリップ黄名前の由来は、黒い帽子を被る民族の国。



車窓より途中の景色





アムダリア川を渡ります!
ダリア=海、大河の意味らしい。
なのでアム川。

チューリップオレンジパミール高原水源の全長2,600mの川。
チューリップオレンジ昔はアラル海に注いでいたのが、今は途中で干上がっている。
チューリップオレンジギリシャの文献だとオクソス川の名前(漢語文献だと媯水又は烏滸河)。
チューリップ黄紀元前4世紀にアレクサンダー大王がこの河を越えるのに苦戦したとか(大王が渡った場所はテルメズ近郊)。
エピソードが古代すぎる!
長い歴史のあるところだと実感。


さて、このあと砂漠の中にあるホラズムのカラ(城砦)遺跡の周遊。カラ廻り。

古代ホラズム文化を生み出したアムダリア。
川が流れを変えるたび、人間は城を造り変えたそうで、カラは1,000以上あるらしい。
今回の旅行では、3カ所のみ観光します。



暫く走り




晴れグルドゥルサン・カラ

紀元前4-3世紀頃に建てられたもの。






城壁の中は、、
何も残っていません。



クローバーラクダソウ
根が40mになり、陶器の釉薬として利用されるらしい。


この近くで見かけた子供達。



しばらく走ると、アヤズカラAyaz-Kalaが見えて来ました!

奥の高い所に見えるのがアヤズ・カラIで、手前がII。
建てられた時代が異なります。



アヤズ・カラを見る前に、アヤズカラユルタキャンプのユルタ(ゲル)レストランで昼食。





メインは肉じゃがみたいなお料理と、ご飯入りスープでした(写真撮り忘れ)。




このあたりはキジルクム砂漠。
赤い砂という意味だそう。

昼食後、砂漠を15分ほど歩き



チューリップオレンジアヤズ・カラ
風の町の意味だそうです。
昔は門があった辺り↑




紀元前2-3世紀の宮殿跡と言われているものの、人が生活した痕跡はなし。
食器類も出土していない謎の遺跡。
未完成なのか人が住む前に放棄されたのか。





この中、歩けます。





アヤズ・カラIIが見えます。
紀元後5世紀くらいに建てられもの。

更に遠くにはアヤズ・カラIII(紀元後12世紀)。


下ります。
ユルタキャンプが遠くに見える。



砂漠の植物、サクサウールの幹。
年輪ならぬ雨輪?(雨の回数)が見られるとのこと。




この後、カラ廻りの最後
チューリップオレンジトプラク・カラ
ホラズム最大のカラで、土の宮殿の意味。

紀元後1-6世紀頃のもので、クシャーナ朝時代の3世紀にはここに都が置かれており、王の宮殿があったそう。


ゾロアスター教の寺院跡もあり(イスラム教が入る前はゾロアスター教が信仰されていた)。



昔は周囲に葡萄畑が広がっており、航空写真で葡萄畑の中に写った画像により発見された遺跡だそうです。

この後、ヒヴァに戻ります。
ウズベキスタン編 その3に続く〜


最後までご覧頂きありがとうございましたラブ