2012年の本屋大賞のノミネート作品が発表になったので
ペースをあげてきました。
まずは6冊目。池井戸潤氏の著書「ルーズヴェルトゲーム」
「下町ロケット」で直木賞を受賞後の新作ということもあって即購入

やっぱり池井戸作品はいい

正直「空飛ぶタイヤ」「鉄の骨」「下町ロケット」だけでなく銀行系の小説もパターン化しつつあるストーリーではあるものの
ドキドキハラハラしながら時にじーん

と感動する そして最後はすっきり爽やか

なのです。業績不振にあえぐ中堅エレクトロニクス企業の弱小社会人野球部が
企業と共に成長していくエンタ本を是非満喫して欲しい

7冊目は窪美澄氏の著書「晴天の迷いクジラ」
前回の本屋大賞で惜しくも2位となった「ふがいない僕は空を見た」で脚光を浴びた著者。
てつパパ的には大賞を受賞した「謎解きはディナーのあとに」よりは数段面白く文学的にも優れていたと思うが。
残念ながら賛否分かれる内容だけに
誰でも笑顔で楽しめる「謎解き……」に一歩及ばなかった。
人が持つ欲求を細かな描写で描いて最後はきっちり
読後感良くまとめるところは著者が好きになりつつある所以です。
今回も3人の持つ生い立ちから今を描いていると思う。刹那さを全身で感じる作品です。
そしてそして8冊目は長岡弘樹氏の著書「傍聞き」
長岡氏は初めて読む著者。短編集とはいえ読みやすく読後感の良さが好印象でした。
個人的には「迷走」にやられました。
2012年の本屋大賞ノミネート作品は意外な作品はありませんが
本命の「ジェノサイド」が本の売れ行き通りにかっさらってしまうのか

それとも…というところに注目しています。
たぢ読んだことがある本の中では
「舟を編む」はスラスラと読めて読後感が良い割には話題性に欠けるし
「プリズム」「ゆりごころ」は個人的はあまり面白くなかった。
話題性ではやたら宣伝している「くちびるに歌を」あたりが受賞しちゃうんだろうが
これでは前回同様に結局は話題性のあるエンタ本が強いってことになっちゃうし。
まーいずれにしても清き一票は私には無いわけで
発表を楽しみに待つことにしよう



