35冊目は伊集院静氏の著書「大人の流儀」
こんなとき、大人ならどう考え、どう振る舞うのだろう。「本物の大人」になりたいあなたに捧げる、この一冊。と書かれた表紙と
1000円には相応しくない厚いカバーに惹かれて購入しました。
決して本物の大人になりたいわけではない。大人げない大人を目指す上で
格好良く言うと本物の大人を知っておく必要があるということだ。
まずは、大人が人を叱る時の心得が記されていた。
言い方に気を配ることなどさらさら必要ありません。あなたの言葉で、ダメなものはダメだと言いなさい、ときた遠慮はいらねーというのは同感だ。
次には大人の仕事とはなんぞや。文才、商才のない私からすると物書きの方が才能も含め羨ましい気もするが、事業をやり遂げ社員と共に働き、成長することが大人の男の仕事であるらしい。
自分のことを棚に上げて、正義を振りかざす輩を嘘つきと呼ぶ。なるほど!
民主党をバッサリ、ゆとり教育とそれを作った中曽根康弘をバッサリ、
でも酒と麻雀、競輪、競馬は全肯定。それだけはっきり言えるだけの人生と経験を積み重ねたという事だろう。
窮屈そうではあるが羨ましいことにしよう。
だいぶ自由奔放に記されていて同意半分ではある半面、激しく同意したのは
企業の価値は資産、資本金、株価などではない。企業の真の価値は社員である。人間である。とある。
まさに同意。そして続く。
どんな会社に就職したらよいか?魅力的な経営者、それ以上に魅力のある社員がいる会社を選びなさい。人の顔、表情、姿を見て、その人が底力を持っているかをはかりなさい。
最後に「さぞ苦しいだろうが、君の苦しみはやがて必ず君の力になる」
参考になった。
あんまり書き過ぎるとかなりネタばれ状態になるのでこのあたりで。
終わりの方はなかなか良かった。涙


