浅草ROX隣りの以前はイタトマ系の店だったビルが淡いパステルミントグリーンの瀟洒な中華レストランになりました。







ていうか、ここは浅草的にマジでやばい!







基本は上海料理で、上海系から外れた、たとえば、四川のピリ辛煮物の「水煮系」なども絶品です。水煮系とはたとえば、水煮牛肉とあると牛肉の四川ピリ辛炒め煮になる料理で、とにかく美味しいです。都内を転々としている四川系の話題の店某芝蘭も基本はこの「水煮系」を打ち出したことで成功した店ですね(四川ダックなどのメニューで)。最近では歌舞伎町川香苑など本格四川料理店が続々都内に登場しているので、「芝蘭」的にはこの先は競争が大変だと思いますが。とりあえず浅草近辺でこの水煮系がおいしいのはここと浅草寺病院の言問通りを挟んで向かいの本宗四川料理張家(現在は福楽?)です。


メニューはかなり充実していて、そのなかから基本は上海系のうまそうなメニューを選んでいけばいいのですが、とりあえず、上海やきそばがめちゃうま! スープをしっかり煮切ってから炒めたさっぱりした仕上がりでこの上海やきそばは個人的に楼外楼飯店よりもおいしいと思う。チャーシュー湯麺も美味。あと日本では珍しい菜っ葉を使った料理もあって、これもなかなかおつな味でした。こうした野菜はすべて日本の契約農家で特別に栽培してもらって調達しているそうです。







そして上海といえば、小籠包ですが、これもめちゃうま! その肉汁とタレに使う黒酢との味わいが口のなかでミックスしていくバランスが最高です。これまで食べてきた小籠包のなかでも最高峰かも。しかも、2個単位からなのですごく頼みやすいのが嬉しいです。いつも昼間に軽く昼食をという感じで行っちゃっているので、今度夜もがっつり食べてみたいと思っています。