ごきげんよう。栗毛馬です。
ときおり、無性に食べたくなるのがドーナツです。
小麦粉、砂糖、乳製品、油脂、揚げ油…。
体に悪いとされるものがてんこ盛り。もしかして世の中で一番悪い食べ物なのでは?
…猛烈に魅力的です。
好きなのは、昔ながらのパン屋さんで売られているような、ねじねじタイプのパンドーナツ。ジャリジャリの砂糖がびっしりまぶされていて、ふわふわでコシのあるやつ。
こんがりときつね色に揚がってプワッと膨れてるやつにガブッと噛みついて引きちぎると、伸びたツイストがばねみたいに戻って砂糖が飛び散るあれ。ああ、食べたい!
新しい油を使っていて、揚げたてを食べられるお店があったらなぁ…!
酸化した古い油が使われていて、しかも作ってから時間が経っているものだったら…と思うと、怖くて買えない。酸化油の苦みって、しつこく口の中に残り続けるではないですか。
それで、ねじねじドーナツは幻となっているのでした。
所用あって上野に行くことになりました。
上野と聞いてまず頭に浮かんだのが「ドーナツもり」。
そうだ、ドーナツもりでドーナツ買って帰ろう…!メイン目的そっちのけでワクワク。
「ドーナツもり」を知ったのは数年前、「マツコの知らない世界」でだったかと思います。
- 店主がパティシエ
- 厳選素材を使用
- 3日かけて作られる特別な生地
と、魅力的極まりないドーナツ。
オリジナルのグレーズがたっぷり掛かっているのが特徴で、私の好みの系統ではないけれど、一度は食べてみたい。
その後神楽坂のお店に買いに行ったものの、残念ながら売り切れ。
残念な気持ちだけ抱えて帰り、再訪することなく今に至っています。
そのドーナツもりの支店が上野駅構内にもあると知ったのは割と最近。次に上野に行く機会があったら…と、狙っていたのでした。
売り切れを警戒して早めに訪店。
大変な行列を覚悟していましたが、並びなしで拍子抜け。びっくりするほどスムーズに購入することができたのでした。
迷いに迷って買ったものは、
- いちばん人気だという「オリジナルグレーズ」390円(税抜)
- これも人気(二番か三番だったか)「ダブルショコラ」490円(税抜)
- 季節限定の「シチリアレモングレーズ」390円(税抜)
気温が高かったこと、持ち歩きの時間が長かったことでグレーズが溶けて台無しに…!ごめんなさい、ドーナツもりさん。
本当はもっとずっと美しいです。
味は、素晴らしかった…!
生地はふわふわでちょっともっちり。
甘さ控えめ、あっさりしているけれどリッチな風味。
気泡多めで、はむっと噛むとおいしい空気が口内に充満する。
グレーズがまたおいしい!
オリジナルグレーズはとろりと甘くてトッピングのナッツがアクセント。
イタリア産有機はちみつを使っているそうですが、全然クセがない。あまりにおいしいから、溶けて容器に流れてしまったグレーズ、指で拭ってベロベロ舐めてしまいました。
ダブルショコラ。ココアがたっぷり入った生地は、プレーンとは少し食感が異なります。油分が多いから、結合が控えめで、弾力抑え目。それが少しケーキドーナツ風で、ケーキドーナツをこよなく愛する、うちの老婦人こと母は大喜び!
上掛けチョコレートは驚きの厚みで、猛烈にリッチ。ほとんどチョコレートケーキって言ってもいいくらい。
そしてまたこのチョコレートがおいしいんだ…。
表面に散らされたカカオニブが素晴らしいアクセント。
シェアして食べる場合は、カカオニブの散り具合が均等になるようにカットしてください。喧嘩になります。
シチリアレモングレーズ。
甘酸っぱくて爽やか。
食べ終わりを締めくくるにふさわしい逸品でした。
酸っぱ好きとしては、もう少し酸味強めでもよかったけどね…!
「どれもすごくおいしかった!でも、ドーナツっていうより、パンみたいだわねぇ。もちろんすごくおいしいけれど。ケーキドーナツはないのかしらねぇ」
と、老婦人。
「どうなんだろう。プレーンはみんな同じ生地で、掛けるものでバリエーションを出してるタイプみたいだから、ないかもね…お?」
いただいたチラシを見ていたら、「オールドファッション」なるものを発見。
店では気づかなかったけれど、これはケーキタイプかもね?
パンドーナツタイプのオールドファッションなんて聞いたことないし。
次回は、必ずこちらも買ってみよう。
あと、私は「ドーナツの穴」もたいそう気になっています。それから、「ピスタチオグレーズ」!
ああでも、オリジナルグレーズもダブルショコラもまた食べたい。外せない。
そんなにたくさんは買えないよ!
頻繁に上野に行くしかないですね。
美術館とドーナツの週末。最高ではないですか。
あ、でもせっかく上野なら桃林堂にも行きたいし…。みはしも呼んでる。行ったことのない、うさぎや上野店も行きたい。
心が千々に乱れるのでした。