有村架純ちゃん主演の映画「ビリギャル」を見ました。
私の周りに起こったこととあまりに同じで、
衝撃的&涙、なみだ、なみだ・・・。
私自身も「ビリギャル」でした。
偏差値37から、慶應に入りました。
今でもよく覚えている、自分の模試の結果、「偏差値37」。
最初は、別の大学を希望していました。
(そこもハイレベルで想像もつきませんでした。)
けれど、当時の恩師に、
「夢見たいな目標設定しなきゃ、意味がないよ!」
と言われ、自分の志望大学は、その場で却下され。
高すぎる目標設定に、無理!って思ってました。
転機は、母の一言。
当時、家庭内の色々なことから、母と妹と、3人暮らし。
母が「慶應とかに娘が行ってくれてたら、なんだか報われるな~。」
ぼそっと言ったのがきっかけで。
アルバイトを3つかけもちしがなら、養ってくれていた母。
もうそこから、「慶應に行けば母が喜んでくれるんだ。
ここしか行かない!慶應に行けないなら就職する!」と決めました。
振り返って。
そこで私の人生最大の「目標設定」をしたこと。
それが人生の分岐点だったと思います。
その目標設定がなければ、ずっと「ビリ」から脱却できませんでした。
わからなくて辛くて、途中で何度も立ち止まって。
時にはもうやりたくなくて投げ出したりもしながら、
恩師や友人と励ましあい、駆け抜けた1年間。
ビリギャルのさやかちゃんと違うのは、
寝ないとダメな人間なので、睡眠はばっちり確保してましたが・・・^^
私はもともとナマケモノで、流されやすい性格。
人生かけてがんばった期間は、結果がどうあっても、
「一生もの」でした。
結果、私と妹で、慶應に入学でき、
少しだけれど、母にお返しができた。
映画の中で、特に印象的だったセリフ。
有村架純演じるさやかちゃんが、
目標の遠さにあきらめかけて、志望校を変えようとしたとき。
支え続けた坪田先生のセリフ。
「目標を下げたら、どんどん低いところに流れていくよ。
じゃあ、辞めれば?それじゃどこにも入れないよ。」
本当にその言葉どおり。。と思いました。
目標設定を今の自分に合わせたら、
同じレベルすら目標達成できない。
むしろ低いほうに流れていく・・・。
「このレベルでいいや」って思った瞬間、
その目標ですらも、遠ざかってしまう。
私も、絶対に合格する!という思いと、
大きな目標設定があったから、
最後まで駆け抜けられたと、改めてこの映画で学びました。
必ず夢は実現する!
それを、「どれだけ強く願えるか。」
そして、さやかちゃんのように、
周囲の支えがあってこそ、道が見えてくると思います。
夢を描く×自分を信じる×自分を信じる人がいる
=くじけずに、がんばれる!^^
「今の」私の目標設定、
改めて見つめなおそうと思った日でした。