郷土料理

大好きなもの





祖母が
古い血を流すから
女の子は
特に食べた方が良いと
言っていた
おねがい


「赤ずいき」を甘酢に漬けたものを「すこ」といい、福井県でよく食べられる郷土食です。里芋の一種、八ツ頭の茎の部分の皮を剥いたものが、ずいき。それを酢に漬けると薄いきれいなピンク色に染まります。


福井県大野市では八ツ頭のほか、里芋の生産が盛んで、水田でつくられるのが特徴。夏から秋にかけて茎を収穫して、すこを漬ける風習があります。


すこはまた、浄土真宗の開祖である親鸞の命日、報恩講に食べられるものとしても有名。その色から、古い血を流すものとして、言い伝えられてきました。今でも、正月や法事などで提供されます。