体調不良を訴え始めた9月。

 

まだら登校をしながら

改めて主人も一緒に息子に問いかけた

 

 

なぜ行きたくないの?

 

行けないの?

 

教室の何が怖いの?

 

なぜ怖いの?

 

 

何かの糸口を見つけたくて必死だったなぁ。

今となれば優しい尋問のようなことになっていたかも、、、。

 

そこで息子が口したのは

 

 

トイレが汚くて嫌だ

 

トイレットペーパーが濡れている

 

トイレットペーパーが硬くてお尻が痛い

 

トイレの鍵が開けにくい

 

トイレしている時にチャイムが鳴ったらどうしよう

 

お腹が痛くなったらどうしよう

 

 

初めて聞く言葉ばかりで戸惑った。

 

でもこれをヒントに解決して行こう!

そうすれば大丈夫だと。

 

 

まずは担任にこのことを伝え

 

授業中でもトイレに行かせてもらいたいこと

 

来客用トイレがあれば使わせて欲しいこと

(来客用はなく断念)

 

便座シート、柔らかいペーパーを入れた巾着を用意

 

 

それと同時に

胃腸科内科の受診と検査

 

結果に異常は無く

 

ホッとする反面

この腹痛や頻繁にトイレに駆け込むのは何なのか。

 

 

学校にスムーズに行けていないことを伝えると

 

「過敏性腸症候群」でしょうと。

 

漢方や整腸剤を処方されたけれど

これで大きな変化が起きるとは思えなかった。

 

 

治療する術がないことへの焦り。。。

メンタルクリニックの予約は取れない。

正直抵抗感もある。

 

 

これは後に相談しに行った保健福祉士の方に言われたこと。

 

「大人は原因を追求したくなるけれども

 

それはしない方が良かった。

 

子供自身が分からなくなっている今

 

親から聞かれても何も言えない。

 

でも聞かれるから

 

何か気付いていることをとにかく口にします。

 

トイレの対応、検査をして解決しましたか?」

 

 

それを聞いたのは

ランドセルを背負ったまま

扉の前で動けなくなってしまってからでした。

 

 

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