編物資格36 師範 手編み(6) 授業

 

日本手芸普及協会

師範 手編み

2020年10月〜2022年2月

 


カリキュラム2015年改訂後の第 3次について書いています。
 

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受講票と名札

 

◯授業日の流れ

開場9:30、授業は10:00から16:00で、昼休憩は 1時間くらいでした。

 

翌日までにやってくる宿題が 1日目に出ることがほとんどです。1日目は授業後に予定を入れない方が良いです。

 

 

◯開場

開場から授業までの30分間で、課題について先生から話をして頂けたり、質問したり、課題見本をゆっくり見られたり、教材を購入したりといったことがあります。時間に余裕をもって到着した方が良いと思います。

 

会場についたら、会場入口に掲示されている座席表で自分の座席位置を確認します。

 

検温、消毒液で手指消毒をして会場に入ります。

 

座席には受講番号と氏名の書かれた紙が貼ってあります。自分の座席に荷物などを置きます。

 

名札をつけて受講証や教材費を持って会場入口の受付へ戻ります。

 

受講証に出席印を押して貰います。必要に応じて教材費など支払います。教材費は予め用意しておいて、お釣りのないようにした方が良いですが、お釣りが必要でも対応して貰えます。

 

机に戻って授業の準備をします。

 

 

◯座席

第 3次はコロナ対策で、座席はローテーションで毎回指定されました。

 

コロナ禍でしたので、なるべく間を空けた形の着席でした。

 

会場によりますが、長机でも 1人でイスを 2脚使えることはなかったです(2人で 3脚のことはありました)。イスを荷物台にすることは難しい状況でしたよ。

 

私はハンドキャリーと大きいトートバッグを持って行っていました。

 

ハンドキャリーは荷物台にしたり、1日目は置いて帰ったり、状況に合わせて活用していました。

 

トートバッグは机の引き出しの代わりです。授業中は製図用紙や演習道具など常に机に出さず、必要な時にサッと取り出したい物を入れていました。ハンドキャリーを置いて帰る時でも、宿題などで必要な教材は持ち帰るので、その持ち運び用にも使いました。

 

 

◯会場

会場は広いです。

 

音声はマイクとスピーカーが用意されています。

 

ホワイトボードや先生の手元を映すプロジェクターがあります。会場の真ん中辺りの左右にもプロジェクターが置かれ、ホワイトボードや先生の手元が映されます。見えにくいこともありましたが、休憩時間に見て書き写しました。

 

会場の後ろや廊下など空いているスペースで教材の販売や課題の見本作品の展示がされていることがあります。

 

 

◯授業

教材は当日の受け取りで、予習は出来ませんでした。
 
試験に出るかもしれない、もし先生になったら生徒さんに指導するかもしれないと、緊張感をもって授業に臨むようにしましょう。
 

知識の解説、テクニックの手順、実現方法など、テキストに載っていないことも、どんどん説明されていくので、走り書きのメモをとるのに精一杯でした。

 
ノートまとめ(清書)は別日にしましたよ。
 
また、先生の経験から来る様々な知識を話して頂けます。それがとても勉強になりました。
 

 アシスタントの先生がお2人ついて下さり、常に机間巡視して下さいました。説明と違う理解をしている様子なら声をかけてサポートして下さいますし、質問もしやすかったです。

 

 

◯見本

先生方が製作された課題見本や、実習の編み地見本があります。
 
朝、昼休憩、帰りのタイミングでそれらを自由に見ることが出来ます。
 
 
◯教材購入
必要に応じて教材を購入します。製図用紙、テキスト本、課題用編み糸などです。
 
テキスト本は師範のテキストではありません。色彩に使う市販の本などのことです。(師範のテキストは 1人 1冊です。)
 
課題用編み糸は、指定されることもありました。色も指定のこともありましたし、選べることもありました。また、指定糸に対して何割は引き揃えて良いなど細かい指示が出ることもありました。企業から販促用見本を考えてほしいという案件を受けているつもりで頑張って考えました。
 
 

◯昼休憩

昼休憩はおよそ 1時間です。持参して/購入に出掛けて会場で飲食、会場内や付近の飲食店を利用など、自由です。おやつも自由です。

 

一口サイズの個包装のおやつを持ってきて、近くの席の人に配る人も多くいました。

 

コロナ禍でしたので、黙食し、その後も座席の近い人と静かにお話しする感じでした。知り合い同士でも数人で固まっている程度に控え皆さん気を付けているようでした。

 

私はヴォーグビルの時には併設のカフェを利用しました。食事を堪能して、クラスメイトと意見交換をして、おやつも交換して、1時間ではとても足りないくらい充実したお昼休みを毎回過ごさせてもらいました。

 

 

◯持ち物

2日連続の授業で、翌日も同じ会場、同じ座席でしたので、持ち物を置いて帰って良いとのことでした。

 

宿題など、帰宅後に使うテキストや教材、道具などを持ち帰り忘れないように気を付けて、帰りの支度をします。

 

机は消毒して下さるので、置いて帰るものはコンパクトにしておいた方が良いです。私はトートバッグに入れてイスに置いて帰ったりしました。

 

名札を外し忘れる人が結構いました。置いて帰る荷物につけておくようにすると良いかもしれませんね。翌日も出席印を貰うので受講証も置いて帰って良いと思います。


 

◯宿題

課題とは別に、翌日の授業で使う製図や編み地を用意してくるといった宿題が出ることがあります。また、課題の再提出や、課題の製作の相談で翌日までに進めてきて翌日にもう一度相談という指示が出ることもあります。

 

3時、4時まで宿題が終わらなかったという人が多かったようです。

 

私は睡眠時間を削るのは苦手なので、翌日の授業でポイントとなりそうなところを勝手な判断で部分的にやりました。

 

不足したところは、先生の説明や手元の操作をしっかり見て、図示や説明のメモを細かくとって対応しました。そして、後日、始めからやりました。

 

 

 

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