桜の咲く季節、久しぶりに「西尾城」に行って来ました。
天守台から望む・・・二之丸丑寅櫓
西尾城は全国でも大変珍しく二之丸に天守がありました。
屛風折れの土塀・・・石垣ではなく土塀です。
この外折れ式の土塀は西尾城にしか見られないものです。
二重三階の二之丸丑寅櫓
二之丸から望む本丸丑寅櫓
旧近衛邸から望む本丸丑寅櫓前の桜
本丸丑寅櫓へ繋がる石段
西尾市資料館玄関前から望む本丸丑寅櫓がお勧めの撮影スポット
資料館に展示されている西尾城のジオラマ模型
そして、嬉しいことに全国のお城を 1/300 スケールのペーパークラフトで
再現するファセットから最新作で『西尾城』が出ました。
西尾城は他にお城では見られない独特で珍しい城です。
①城郭の構造は平山城で、本丸には三重櫓と2棟の二重櫓があり
堀を挟んで二之丸があり、そこに二重櫓と天守があります。
②天守の特徴は一階の上に少し小さい二階が乗っている層塔型で
これは関ケ原以降に登場した新しい構造です。
しかし、二階の二重目屋根よりも上は旧式の望楼型で
層塔型と望楼型の混合天守は西尾城天守だけなんです。
③天守と丑寅櫓の間を土塁と土塀で繋がっていて
しかも、外折れと言うのは西尾城だけです。
これらの特徴を余すところなく再現されています。