羽生二冠の先手で始まり、相矢倉に進みます。
第一図の△24歩が恐らくは郷田棋王の研究手。棋王の個性を表した、堂々たる一手です。
第一図から羽生二冠は熟慮の末に▲12歩を決行。以下、△同香▲15香△同香▲13銀△31玉▲24銀成と進みます。
この後は攻めの継続を図る先手と蓄えた手駒でカウンターを狙う後手のギリギリの争いが繰り広げられ、難解な形勢のまま最終盤へ。
第二図となって後手のカウンターが決まったようですがそこはスーパースター。
素晴らしい返し技を用意していました。
▲32金!!△同玉▲33歩成△同銀▲43銀△41玉▲52銀打△31玉▲13角成まで先手勝ち。
▲32金に△51玉も▲42金△同飛▲53銀打で先手勝ち。
▲52銀打に△同飛も▲同銀成~▲53香で、△61玉なら▲83角、△62玉なら▲52飛△73玉▲51角△84玉▲84角成!以下詰みです。
実戦で▲32金みたいな手を炸裂させて勝つあたりが流石です。
今度こそ挑戦&奪取を期待してます。

