今現在、市場に出回っている天然の混合されている物質の無いピュアな精油は皆無に等しい。なぜならば、産地から産出される原料ハーブの供給量と、市場に出回っている精油の販売量に差がありすぎるためである。以前よりラベンダー精油に関しては、産地からの供給量の10倍以上の量が市場に出回っているという事は知られていた。しかし、対処はされていないのが現状である。また、古代より治療として用いられ、珍重されて来たローズに関しては、その殆どが様々な溶剤により薄められているのである。水蒸気蒸留法、溶剤抽出法、超臨海流体抽出法(二酸化炭素抽出など)などにより、それぞれローズ の花から抽出されているが、抽出される精油の量が、非常に少ないために、抽出される工場にてすでに薄められている場合がほとんどなのである。

薄める方法は巧妙であり、化学的に合成されたローズに含有されている成分と同等の成分をプラスする場合や香りの無い精油を薄める溶剤を用いる場合などがあるのである。皮膚に対して刺激などの無いとされている溶剤も存在している事から、日本国内のAromatherapistにおいても薄めて安く販売している場合がある。香りもローズは非常に濃いために、精油を30%まで薄めても原液100%だと思い込んでしまうのである。これは、日本に精油産業が参入して来た当初よりの事であったため、本物の濃さを知らないとも言える。そのために、薄くても良い香りだとして用いているのである。

もちろんごく一部には、ローズを現地農場から管理している場合もあるため、その場合においては、クオリティが信頼でき、安心して用いれるのである。


ブーケ1ローズ精油の見分け方



天然の水蒸気蒸留法によるローズ精油は、5~7℃程度において凝固する性質がある。溶剤などが混入している場合は、もう少し低い温度にて凝固していく。また、天然であれば、凝固してもすぐに溶けるのである。天然の溶剤抽出によるローズアブソリュートは、半固体化しておりドロップボトルでは上手く出てこないのである。そのために、抽出地において薄められている場合が多いのである。アブソリュートの場合は、ローズに限らず花びらからワックス状の成分なども抽出されるためである。そのために半固体化しているのである。抽出地では、製品化するために、溶剤にて薄め、ドロップボトルでも用いれる様にとしているのである。この様な場合は、スポイト式のものを用いれば良いのである。

本来であれば、自然のローズを用いればよいのであるが、産地から使用する場所まで移動させる事により、クオリティが一気に下がってしまうため、産地によって、最高の状態において、芳香成分である精油を抽出しているのである。日本においては、栽培量などにも限界があり、輸入に頼っている部分がある。しかし、本当に必要なものだけを使用するという原則を忘れている。必要な時に必要なだけ用いるという事である。基本を忘れてしまっているために、ビジネス展開され、流行に惑わされ、本質を失ってしまったのである。そのために、精油産業は膨大に膨れ上がり、しかし飽和状態となったのである。そろそろ人々も精油のクオリティの真実に気がつかなければならないのである。そして、真実に気づいた一部の人々は、販売している精油を見極め、自分なりに
必要に応じて用いていく事である。



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