6回のヘーゲンズはいっぱいいっぱいだった。
5回でわずか61球。
「中継ぎ陣を休ませたい」というベンチの思惑通りの投球を披露していた。
ところが6回には102球もの球数を放りマウンドを降りることになる。
この回は3つもの四球を出したが中日打線に粘られたのが降板に繋がった。
通常なら森野に逆転打を打たれたところで交代だっただろう。
今日はその後も3人の打者まで引っ張らざるを得なかった。
結局、引き継いだ薮田が満塁弾を浴びてこの回7失点。試合は決まってしまった。
カープは接戦を勝ち続けて連勝中。
この間、全ての試合で中継ぎ陣はフル回転だった。
負けてもいいから休養日にしたい。
今日の試合に勝つための継投ではなかったが今日の策を支持したい。
残り20試合ちょっと。
全ての試合に勝つというより、そろそろその先を見据えた戦い方も必要になってくる。
CS、日本シーズがある中、優勝と引き換えに選手のコンディションを落とすわけにはいかないのだから。