昨年4月末

3歳半の時に1型糖尿病になってから

もうすぐ1年になる…



毎食前する血糖測定やインスリン注射予防接種

オヤツの前予防接種

夜中の高血糖時にする追加打ち予防接種


絶対に欠かしちゃいけない

生きるためにとてもとても大切な作業


合併症を予防するためにも

血糖コントロールがとても大切



12キロまで痩せた体重もしっかり

もとに戻って順調に増えてさ。


じーじ、ばーばにも見た目じゃ

何も分からないね~

って言われるくらい元気。


とてもありがたい事

生命続いてるんだから


あの日救急に向かう車の中

死なないよな…

死なないよな…

そんなふうに何かが、違う。って

漠然とした不安と恐怖の中

ぐったりして青白い顔の末っ子

抱きかかえながら病院向かったあの日

運良く大事に至らず今があるんだから


笑ってママ大好きって言ってくれるんだから…

注射くらい

夜寝られないくらい

食事の度にするカーボカウントくらい

なんてことないはずなんだ…


世の中には大変な人達は山程いる

末っ子は生命が助かったんだから

これくらい


これくらい


これくらい…



体重が増えるたびに変化する

カーボも

インスリン量も

表示のない糖質量も

買ってすぐ何も気にせず

いただきまーすって食べられない食事も

間違わないように緊張感の中でする注射も…

注射の単位間違ってなくても

謎に起きる低血糖も高血糖も

計算しなきゃ打てないインスリン注射も


先生に大体で打って下がり過ぎたら

甘いの飲ましてって簡単に言われても

大体を掴むには経験が必要で

みんながみんな了解でーすって簡単に

出来るわけじゃない…


「インスリン注射をすれば

普通の人と変わらずに生活出来ます」



違うよ…


末っ子の過ごしてきた日常

家族の日常はそれまでの

【普通】とは明らかに変わったんだから


辛いなんて

怖いなんて言っちゃいけない。

弱音なんて吐かない

助かったんだからって思いながら過ごしても

変わった日常に感じる違和感

もう見ないふりはしない。


間違えたらどうしよって緊張感

辛いし怖い

シックデイも怖い

不安


注射をする生活を普通って思い込まないと

いけないと思う事すごく嫌だった


末っ子だって沢山の我慢だってある


普通に生活出来ますの前に

普通に生活するための努力が存在する

もちろん

悪いこと 嫌なこと

だけじゃなくてこの経験のおかげでって

思う事も得られることも沢山あると思うけど

今は置いておきます。


綺麗事ばかりでは生きられない。


いい母

いい妻

いい人間じゃなくていい


怖かった

辛かった

嫌だった

不安だった…

ずっと毎日…

普通の生活に戻りたいって

思う日もあった…



がんばるために辛いって言って

良かったんだ


今日もこんな想いの中

無事に過ごす末っ子


大好きだよ看板持ち看板持ち