予報どおり気温が低い日になりました。アメダスの記録では、日付を跨いだ頃に最高気温の3.7℃を記録し、午前7時ごろに最低気温1.2℃を記録してから10時台に2℃台になったものの、そこからずっと2℃台を推移しています。

いつもより開ける窓の数を少なくしていますが、それでも窓ガラスから伝わる冷たさで室温は下がり、室内でも手先や顔が少しピリピリするような感覚が冬らしくて気持ちよく感じます。その感覚は4℃台の気温の中を歩いている時と同じくらいです。昨日の夜は、霧雨の降る中ひざ丈スカートのスーツで歩いていて、信号待ちで風を受けていても（手先はピリピリするものの）全く寒さは感じなかったので、部屋ではもっと厚着をしているので、まったく寒くはありません。

どうしたことか、すぐそばに置いてある室温計は、まだ11℃くらいを指したままです。やはり１００均の温度計では正確に測れないのでしょうか・・・何に反応しているのでしょう？？？

氷点下にはならないけれど、冬らしい気温にホッとしています。

今日は祝日で塾はお休みなので、スポーツクラブで泳ぎたいところですが、金曜日は大人の休館日なので残念ながら泳げません。

テレビで、プロ野球の新人が自宅で酸素が発生する機械を使って疲労回復を図っているという報道を見て、酸素についていろいろなことを思い出しました。

一つはその酸素発生器についてです。

エアコンでも酸素を発生させるのは売り出され、酸素バーなるものがあちこちにできた「酸素ブーム」とも呼べるものが一時ありました。

細いチューブから酸素濃度の濃い空気が発生するものを使わせてもらったことがありますが、冷たい空気が顔に当たる感はありますが、身体の中がスッキリするなどの感覚の変化は全くありませんでした。ランニングの後にスプレー缶の酸素発生器（？）を使ったこともありますが、息苦しさがすぐに解消するわけではありませんでした。

酸素カプセルもその頃話題になりましたが、狭いところに閉じ込められるのは苦痛に感じるので、これは使ってみようとも思いませんでした。

酸素バーが流行った頃、食べる酸素を飲み始め、その作用機構を製造元の社長に聞いたばかりでしたし、実際にトレーニングで苦しくなったときに飲むとすぐに楽になるということを実感していましたし、練習仲間やレース仲間に渡すと、すぐにとても楽に泳げるようになると皆に喜んでもらえていました。

酸素吸入よりもっと高濃度のオゾン療法というものを受けていた泳ぎ仲間の男性がいました。

初めてプールで会った10年少し前は、元選手らしく生き生きと速く泳いでいて、自主練に来ていた時も、結構追い込むメニューを楽しそうにこなしていました。

それがマスターズを担当していたコーチが転勤になり、あまり力のないコーチがマスターズ担当になってから、彼のような元選手の速い男性は参加しなくなってしまったのですが、そうしてあまり会わなくなってから、身体の調子を崩してしまったようでした。

精神的にとてもきついお仕事をしていて、精神科から処方される薬も飲んでいたようですが、それが身体をどんどん蝕んだようです。

結局まともに働くことができないほど状態が悪化し、仕事をかなり減らして治療に専念したそうですが、その時オゾン療法というものを受けていて、どんどん身体の機能を失っていくのを目の当たりにしました。

血液をキレイにするということで、オゾンという多すぎる酸素を血液に入れる方法で、通っているクリニックで勧められたから続けているということでしたが、保険がきかないので、かなり高額の治療費を払わなければいけないと言っていました。

そして、見る見る身体の状態が悪くなっていきました。

泳いでいてすぐに苦しそうになるだけでなく、身体がどんどん動かなくなり、まだ40代なのに杖をついてフラフラしながら歩くようになってしまいました。

そして、恐ろしいことに自宅で心臓が止まって救急車で運ばれ、何とか一命をとりとめたという話を何回も聞くようになりました。

そんな風にどんどん身体の状態が悪くなっても、オゾン療法は毎週受け続けていたようです。

オゾン療法で発生してしまった活性酸素が少しでも除去できれば、とプールでたまに会えた時は食べる酸素を渡していました。

最初は、クリニックで他の薬やサプリメントは飲んではいけないと言われているからと断られていたのですが、薬ではないし害は一切ないからと言い、他の泳ぎ仲間の人たちが飲むとすごく楽に頑張れると言っているのを聞いて、「飲んでみる」と言ってくれました。

飲むとだいぶ楽になるようで、プールで会うたびに多めに渡すと、嬉しそうに一度に2袋くらい飲んで泳いでいました。そして私は、彼が高額医療を受けていて仕事もほとんど休んでいるので、金銭的にたいへんだということがわかっていたので、食べる酸素をまとめて渡していました。

妙な治療を続けながらも、ほんの少しずつでも良くなっているのがわかったし、何より彼が明るくなったのを見られて、とても嬉しく思っていました。

それがコロナ禍になり、プール自体が閉鎖になり、彼と会えなくなってしまいました。

コロナ禍が明けてから、彼に近い泳ぎ仲間の男性に聞くと、彼は免疫力もなくなっているから、仕事も完全にやめて田舎の実家に戻ったらしいということを聞きました。

それから彼については、その泳ぎ仲間の男性も全くわからないそうです。

酸素はたくさん摂り入れれば良いというものではなく、そこから活性酸素が生まれるということも考えなければいけないし、たくさん吸い込んだつもりでも、血中に酸素の受け皿が少なければ、採りこまれることはありません。

食べる酸素はそこに酸素が入っているわけではなく、酸素の受け皿をふやす作用があるもので、さらに余分に発生した活性酸素を素早く除去できるので、心身にとって様々な良いことがすぐに起きるだけでなく、害は一切ないわけです。

食べる酸素を飲んでいれば、身体が芯から「燃える」ので、今日のような日も芯から「燃えて」いるので寒くは感じません。

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酸素はたくさん浴びれば良いというわけではありません