自分用と愛猫の為に戦ってる飼い主さん用に
まだまだ悲しいけど覚えてるうちに日記にします。


11/11
夜中、呼吸が速くなる
1分間80回以上
むちゃくちゃ不安を抱えながら救急動物病院へ

レントゲンを撮ると胸に水が相当溜まっている
原因は心筋症

そのまま酸素室へ入院
翌日午後に胸水を抜くがこれだけ呼吸が速いとそのまま息があがって亡くなることも、
と言われますます不安を抱え号泣しながら帰宅

11/12
午後病院に電話
無事胸水は抜けた

11/13
午前中に退院
退院は嬉しかったが
やっぱり治ることはない、と先生に言われる
薬を何日分かもらい、データを持ってかかりつけに行くよう進められる

帰宅後、思ったよりも元気がなくて落ち込む
ご飯も食べず、呼吸もまだ早いのでかかりつけ動物病院へ連れて行く
そこの先生曰く、
この病気はとにかく安静第一
ケージの中にいれっぱなしにしてください
薬を飲ませたあとに泡を吹いて急変したりする可能性もある
と言われまた不安になる
鎮静剤?と利尿剤を打ってもらって帰宅
呼吸が安定したように感じた
猫部屋に常に放し飼いにする

また一週間が始まる
仕事中に何かあったら、と考えると怖くてたまらない
が、こればっかりは仕方が無い、と言い聞かせて
できるだけダッシュで帰る

薬を飲ませるのに苦労する
方法を片っ端から調べ、やってみる

11/18
地元周辺で一番大きい病院へ
もう一度一通り検査をしてもらう
信頼できるとてもいい先生に出会えた
腎臓の数値は大丈夫なので利尿剤も投薬していくことになった
薬がまた増えた
薬が唯一の治療なのに投与が難しく焦る 夫婦で焦る

11/19
友達が遊びにくる
が、やっぱりいつも通りの楽しい時間を過ごせない
でも、ありがたい

朝の薬は煮た煮干しに隠して成功した
夜は更にオブラートに包み同じように煮干しに隠したけど失敗

呼吸は40回と少し早い

11/20
朝病院でもらったシロップに薬を砕いて混ぜたものをシリンジで投与
少しだけ泡を吹いた

夜は同じ方法で失敗

こんなんの繰り返し

11/21
呼吸が40回になってきたので病院で胸水を抜く
これをやると呼吸が少しよくなるような気がする
でも心臓が苦しいのは同じだよね

夜、呼吸が落ち着いたところでカプセルを使って投薬成功!

光が見えてきた!

先生も薬で元気にしている猫ちゃんはいますよと言ってくれた

よかったー

11/22
薬の紹介
ピンクの薬ピモベハート錠1.25
黄色い楕円型の半分の薬
白い1/4の薬
これを一日二回

利尿薬1/2
血栓の薬プラビックス
これを一日一回

全部砕いてカプセルに入れて3か4つ
口をこじ開けて喉の方に入れる私
投薬機でポトンと入れる夫
薬はほぼ毎回2人で協力してやっている

この量



11/23
右目から涙が

この日もカプセル投薬成功

仕事が短時間だったので安心

11/24
涙プラス鼻水も
よく見ると鼻が傷ついてる
投薬の時に私がガリっとやった可能性大
ご飯も一日ささみ一切れくらいしか食べてないし
薬ばっかりだし
弱ってるのかな
あまり動かないし心配

でもうんこが出た!

薬は成功

11/25
食後吐く
呼吸が速いのでひやひやしながら朝を迎える

11/26
朝から病院へ
胸水を抜いてもらう
投薬も先生にお願いした

呼吸は落ち着いたが帰宅してからぐったり

11/27
今日は投薬を始めてから初めて
ごろごろ言ってくれた。涙。

夜、カプセル失敗

カプセルを失敗するとやり直しができない

11/28
今日も朝から胸水抜きに病院へ
呼吸も落ち着いてるし
薬も飲めた

薬局で買った高齢猫用の腎臓サポートのカリカリを食べてくれるようになった!

11/29
日曜日
夫がいるから1人で外出
久しぶりにご飯がちゃんと食べられた私

猫もご飯が食べられているからかうんこ出た

11/30
夜、呼吸が速くてしんどそう
血栓の薬のみ投与

12/1
朝から胸水抜きに病院へ
胸水は3日が限界かも
今日は違う先生に診てもらった

そして帰宅してすぐ恐れていたことが

なかなかキャリーから出て来ないと思ったら
後ろ足がよろよろ
引きずっていた

すぐに血栓が詰まったんだと分かった

パニックになりながらもまた病院へ

そのまま入院になった

血栓が起きたショックで先生が何を言っていたか覚えていないが
助かる確率は半分と言われ
とうとう堪えきれず先生の前で泣いてしまった

お願いします

と頭を下げて帰宅し仕事

仕事中も携帯がなってないか何度もチェックした

帰宅後夫婦で話し合う
安楽死も視野に入れて、とにかく苦しむことのないようにしたい


12/2
午前中に退院
先生とちゃんとお話ししなきゃ、ということで夫も一緒に病院へ

あまり覚えていないが

血栓への治療はしない
投薬はもうやめる
胸水は毎日抜きに通院する
呼吸が楽にできるよう酸素室をレンタルする

というような話しをしたと思う

病院で酸素室を手配してもらい午後からまた病院に向かい
酸素室と一緒に退院になった

夜、酸素室から出してみたら

歩けてる!

きちんとトイレもできた!

感動


12/3
ほぼ一日を酸素室で過ごしている
もう動く元気も、食べる元気もない
外に出していいものなのかどうなのかわからない
けどゆっくり酸素室から出してみた
少し歩いてすぐ横になる
その繰り返し
昨日よりもよろよろしている
お水だけはよく飲む

午後ソファの上で動かなくなり死んじゃうかと思って夫に電話
夫、40分くらいで帰宅

もう無理しなくていいよ

と泣きながら話しかける

目を開けて動き出す

生き返った!とひとわらいした

夜、変なところでおしっこをする


12/4
朝から呼吸が弱く速い
今日は仕事だから帰ってくるまで待ってね、願う
酸素室の中でもがいているから出そうかどうか迷っていた時
大きく動いた
これはもう最期かもしれない
そう思いいきなり開けてはダメと言われてる酸素室を迷い無く開け
手を入れてひたすら撫でて
泣きながら必死に声をかけた
そこから1分?2分?
動かなくなった

ああ

看取ってあげられてよかった
そう思った

パニック中にかけた電話で夫が戻ってきた

まだ暖かい猫を見て泣いていた

最期もあまり覚えていない

悲しい寂しい辛い

でもこれで楽になれたんだ

私も戦いが終わったんだ

少しだけ冷静を取り戻して仕事へ行った



まだまだこれを冷静に読める日はこないだろうけれど、
記憶が新しいうちに、と時間をかけて書いた

今頃あの子はなにしてるんだろう

もしかしたらここにいるのかもね

すぐに思い出せるあの姿、鼻、耳、足、全てがいとおゆしい

時間をかけてゆーっくり気持ちの整理をしていこう


にゃーくん
大好きだよ
いつもそばにいるよ