低学年のレッスンのとき、その開始時間近くお友達が集まってきました。ワイワイとにぎやかになる中、みんなへお土産を持ってきてくれたお友達がいて、それをもらった子供たちは大喜びでお礼を言っていました。もらった子達が中を開けてみようとすると、すかさず「ダメ、もらってない子もいるんだから」と声を上げる子がいました。
 お教室には、前のコマのレッスンに来ていた子がまだいたのです。ワイワイしてたので後から来た子は気づいてなかったかもしれませんね。
みんな「ハッ」と顔を見合わせてその子を見てから、さよならを言ってお別れするまで待ってから、「あ~ラブラブカワイイ」とお土産をのぞいていました(^_^)v
 えらかったですねぇ合格ヒトの気持ちを思って、気づいたことをスグ声に出してみんなに伝えられることも素晴らしいし、気づいてすぐ手を止められ待つことができたことも素晴らしいと思います。おねぇさんになったなぁラブラブと私もうれしくなりました。

 大人が注意するのではなく、こうして子ども同士でも学び合えるのですものねキラキラ


 子ども同士のやりとりでも、場合によっては大人にも気になる種としてストレスになることもありますよね。家庭によってその価値観も教育方針も異なりますから、子どもがイヤな思いをする機会は親としても先回りして避けたい気持ちになることもあるかもしれません。

 でも、多少の摩擦やけんか、言い合いなどちょっとイヤな思いをすることでも、子ども同士のやりとりは 本当に貴重なんだなぁキラキラと思います。

 避けずにどんどんやって、揉まれてたくましくなって欲しいとわが子にも望んでいますが…いやぁ、なかなか( ´(ェ)`)
 誰でも気の合う合わないはあると思いますが、仲良しにはなれなくてもおとしどころを見つけたりして付き合う方法も見つけてられればと願います。
もちろん度を越すものについては大人も見守って注意が必要とは思いますが…。

 特に今は子どもが縦割りでいろんな子達と自由に遊ぶ機会が少なく、親の関係の中で子ども同士の関係も管理されがちかもしれません。
 でも、子ども同士の関係はまだ小さいうちは親が管理できてもこれから中学、高校、社会へと出て行く上で、大人が子どもの出て行く先を管理すること、自分の好きな気の合う人だけを選んでいくことも不可能ですものね…
 その練習として、今の子ども同士のすべてのやり取りは、楽しいこともちょっと嫌なことも全てのやり取りがその子の糧となるものなのかもしれません。子どもが自分で学ぶ機会を親が奪うことのないように、狭めることのないように、いずれ子どもが出て行く社会環境を考えて、小学生のうちはいろんな子と自由にたくさんやり取りを持つ場に意識してでも出していってあげたいと思います。

 まぁ、大人の自分を省みても…
上手にはできないんですけれど…
(*゚ー゚)ゞ…まぁ希望として…ね…