私は昨日めずらしくオイオイ汗泣いていました。(ポロポロじゃなく 大泣きでした(〃∇〃))





 子どもがお呼ばれしてある場所に行くのに、1人で電車に乗って行ったらどうかとの夫の提案で、本人も「行ってみる」ということになりました。近場だし乗車時間にしたら15分くらいの距離です。


 先日関西に行ったとき記念にIKOKA(SUIKAの関西版)を買ってあげたのです。それを1人で使ういい機会にもなるということで…。


 ふだん1人で電車に乗る機会はなく、近いとはいえ今回の行き先は親子でも乗ったことない 全く初めての路線、駅でした。でも、切符で子供同士で電車に乗ったことはあったし、改札まで送ってカードの使い方、番線や時間、路線、通過駅や目的地、注意点などについて十分説明すれば、大丈夫OK 本人にとってもいい経験になると思いました。


 しかし、時刻表を調べたらすぐにでも駅に送らないと間に合いません。急な話だったし電車はまたの機会にするかどうか本人に確認すると「行く!」とのことです。夫にガイダンスを頼んで急いで送ってもらいました。


  間に合ったかどうか心配していると夫が帰ってきました。ずいぶん早かったので聞いてみると、時間ギリギリだったので「分からないことは駅員さんに聞きなさい」と言って車から降ろしすぐ戻ってきたとのこと。





「え~叫び





 改札まで送らず、カードの使い方も教えず、番線の説明もなく1人降ろし、乗れたかどうかの確認もせずすぐに戻ってきたぁ…メラメラ


 「ちょっと不安そうに一度振り返って、すぐダッシュで走って行ったから、あ~頑張ってるなぁって嬉しかったよ」


それを聞き…お迎えに出てくれる相手の携帯番号も、携帯も持たせなかったので… なんて薄情な… よくそんなことが…むかっと感情的になる私に、夫はなんでもないように


「車を停めている間がなかったんだよ。1人で電車に乗るなんて楽しいことじゃない。人に尋ねればいいんだし、本人が行くって言うんだからいい自信になるよ。停車駅は伝えたし小銭もテレカも持ってるんだし、家の電話番号は覚えてるんだから、乗れなかったらここに電話くるだろう。あの子は思ってるよりいろんなことが出来るはずだよ。」ですって…





心配で時計を見てはウロウロする私とはうらはらに夫は笑っていますパンチ!





結局子どもは、時間に間に合い無事目的地まで着いたと電話をかけてきました。


「なにも分からなくて 近くにいたおばさんに聞いたの。寿命が一日ちぢんだよ~!」と元気な声でした。


出かけに私が「なるべく女の人や家族連れの側にいなさい」と言ったことを覚えていたのでしょう。


「えらかったね、楽しんできてね」


と電話を切ったもの涙汗が溢れてきました。


無事の知らせに安心したことはもちろんですが、こうして自分から外の世界に出て行って、一歩一歩大人になって親から離れていくんだなぁ…とうれしさみしい気持ちがこみあげてきてあせる大泣き…夫にあきれられました(*゚ー゚)ゞ


自分もそうやって親の気持ちなどおかまいなく離れていったんですものね。東京だアメリカだ香港だと離れていく私を見守ってくれた親の気持ちを思いました…。





それにしても、子どものちぢんだ寿命が 一日だけでよかったです(*゚ー゚*)