今日は、朝からずっとコンボの曲の候補を挙げるために、テーブルいっぱい楽譜を広げ、コーヒーカップ片手に付箋をペタペタ貼りながら、ピアノを弾いてはテーブルで楽譜とにらめっこ…生徒さんのことを思い浮かべては思いついたことがあると本棚の前で本やら楽譜やらを引っ張り出して座り込んで見入ったり…ソファーでは英語の発表のダイアローグの候補文を読んではまた生徒さん一人ひとりを思い浮かべ…付箋ペタペタ行ったり来たり傍から見たら全くクマのように見えたことでしょう。
ある生徒さんの曲の候補を挙げるまでの過程をご紹介します。
まず、その生徒さんの現状や特徴を考えます。
彼女は、指の体操となる 「子供のためのハノン」 や、「バーナムのテクニック2」を中心に、基本的な指の動きやテクニックはかなり身に付けてきました。そして、「わたしはピアニスト」の曲集から 曲を一つ一つ暗譜しては仕上げるということも積み重ねてきました。
地道な練習が忍耐強く出来る子なので、時間をかけられれば少し上のレベルの曲を弾きこなすことは出来ます。
一方、練習に義務感が強いのかなぁ…、表現や楽しんで弾くという点はまだまだこれからの部分もあります。また、まだ
手が小さめなためオクターブがギリギリなのでオクターブが続くような曲は避けなければなりません。
それらを考慮して今回のコンボのテーマに沿う曲を選びます。
彼女には今回、ゆったりした表現力が必要となる曲やオクターブが入る曲は避け、彼女の持つ指先のテクニックを引き出せる華やかなでアップテンポな曲を候補に選びました。
あとは本人が1度は発表のときに弾きたいと願っていた曲もあり、その曲は背伸びせず今の彼女にピッタリな曲だと思うので、どちらにするかは本人に選んでもらうことになります。
候補曲は私がいろいろ考えた上でかなり時間をかけて選びはしますが、本人の希望や意見も尊重します。本人が納得した上でやる気
を持って取り組んでもらいたいです♪(*^ ・^)ノ⌒
プログラムが決まるまで まだまだ こんなクマな 生活が続きます ( ・(ェ)・)ちょっと孤独…