小学一年生の国語の教科書でも扱われている本本ですが、常日頃から愛情ドキドキを言葉にして伝えていたことから、一緒に育った愛犬の死、別れを悔いなく受け止めることができた少年のお話です。


 愛犬に限らず、親子、夫婦、友人、誰との間柄でも、考えたくはありませんが、お別れのとき汗は、遅かれ早かれ必ずくるものなんですよね。(ちょっと重いトピックでしょうかダウン


 私がこのお話にとても共感できるのは、(自分はさておき)周りの大切な人に対して後悔はしたくない、という思いが強いからかもしれません。

 それに加えて、「当たり前」や「絶対」は無いと思っている方なので…つまり、よその家で起きていることは、他人事ではなく自分の家にも起こり得ることだし、予期せぬ万が一のことは常に在り得るかもしれない、という思いでいます。(もちろん無い事を祈ってますが…)


 義父が義母を残して亡くなった時、あんなに仲のいい夫婦だったのに…ずっと一緒にはいられないんだなぁ…と思いました。事故で子供を亡くしたお母さんが、「子供が行ってきます~と遊びに出たとき、顔を見ずにいってらっしゃいと送り出したのが最後で、それが悔やまれる」と話していたのを忘れられません。


 うちは夫が出張などで出かける時は、夜中に駅まで送っていかなければなりませんが、必ず子供も見送りに行きたがるので、冬などはまだ暗い中白い息を吐き高速バスが見えなくなるまで一緒に(I ラブラブU)のハンドマークで手を振ります。(//・_・//)

 これが最後の挨拶になる可能性もある…という思い、覚悟でいつも家族と挨拶を交わします。子供を朝送り出す時も同じです。

 ふだん、夫に「もうちょっとむかっ…」と愚痴をこぼしたくなることがあっても、、子供が赤点とって再テストと聞きこぶしを振り上げても、…事故なく無事帰れば、それだけでよし合格

 「ありがとう」と義父に手を合わせ、振り上げたこぶしも下ろすことができます。(これってどうなのかなぁ…(^_^;)…ハハハ)


 なんにせよ、大切な人との別れや、悔いのない接し方について考えさせてくれる一冊かもひらめき電球しれませんねぇ

(*゚ー゚*)ゞ