イーストウッド作品で、その時代の問題提起の意味もある実話を基にした映画です。

私には失踪した子供を捜す母親役のアンジェリーナ・ジョリーが、その時代に合わせた洋服、しぐさ、話し方などをしているにもかかわらず1人浮いて見えてしまいました。

 強いだけでなく、女性としての弱さやもろさ、母親としての感情の起伏や子供の安否を心配し不安を抱えている状態での周りの人とのやり取りが実際とはかけ離れているようで…そのへんの細やかな感情表現が上手な女優さんが演じたら、また違って見えたかもしれません。