ココ島ダイビングクルーズ⑥ダイビング編Ⅱ | メオッツ!?のダイビング(+旅行)あれこれ

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鯖が行く!ダイビング(+Golf)あっちこっち ←ココ島マップより

☆ダイビングポイント

①マニュエリータ島(Isla Manuelita)
 プンタレナスから向かうとココ島の入り口とも云える島の北東部にあるチャタンベイ(Bahia Chatham)の北側にある周囲1km前後の島です。ココ島とは2~300m離れています。
 チャタンベイ側は「ガーデン」とか「インサイド」と言って水深15mくらいまでコーラルに覆われ、それ以深は砂地です。
 

 チェックダイブに使ったり、ナイトダイブはほぼここです。
 ホワイトチップの大群がウジャウジャ餌を漁っている映像をご覧になった方もいらっしゃると思います。

 
 「アウトサイド」は大物ポイントです。
 ハンマーは、岩の陰に潜んでいると手の届くところまで来ます。 バーバーフッシュが多い所ではハンマーへのクリーニングシーンだけでなく、ハンマーの群れも 自然と多く見られます。
 ただ、根から離れて泳いでしまうダイバーがいるとハンマーは来なくなります。
 いかに気配を消すかにかかっています…が、みんな泳いでしまいます。


鯖が行く!ダイビング(+Golf)あっちこっち ←バーバーフィッシュ
 

 その他、タイガーシャーク、ガラパゴスシャーク、イルカ、キハダマグロ、カツオ、ホワイトチップ、 マンタ、マーブルレイ、ギンガメ、カッポレ、カスミアジ、ツムブリ、カマスサワラ(ワフー)などなど。
 ココ島側のチャネルにはほぼいつもイーグルレイがいます。多いときは10枚以上で群れています。 ここのギンガメの数もハンパないです。


鯖が行く!ダイビング(+Golf)あっちこっち ←ギンガメ玉
 

 2005年のアンダー・シー・ハンターでの話ですが、このマニュエリータ島の北側を回ってインサイドに入る時、やや沖を流していたところ、カツオリバーが見えてハンマーリバーが見えて・・・と思っていたら下から大きな黒い影が…。

 ホオジロ?タイガー?クジラ?潜水艦?と頭の中を駆け巡っていると、それは巨大なジンベイザメでした。

 ルルツ島で見たザトウ と比べても引けを取らないほど大きなジンベイでした。今回ココ島で見たジンベイが大きくても10mあるかないかくらいでしたから、途轍もなく大きな個体でした。

 吸い込まれるような錯覚を覚え、水深を見ると35m!付いて行きたい気持ちを必死で抑えて 引き返したということがありました。

②アルシオーネ(Alcyone)
 ココ島の南東の沖合い約1kmの水深30m前後にある平べったい根で、深いところは50~60m以上になります。 風の影響が強いポイントなので潜れないときもあります。

 チャタンベイからだと、パンガで15分ほどかかるこのポイントの名前は、クストーがココ島に2回目に訪れた時の船の名前から名付けられたそうです。
 そのときは一体どんな光景を目の当たりにしていたのでしょうか?


 群れの大きさが違います!近さがちがいます!! 間違いなくハンマーNO,1ポイントでしょう!!!   「生き物地球紀行」「世界遺産」の映像もここです。

 
鯖が行く!ダイビング(+Golf)あっちこっち  鯖が行く!ダイビング(+Golf)あっちこっち

 朝イチでスタッフが潜降ロープをセットします。
 やはり、バーバーフィッシュの群れている辺りに身を潜めていると大群で押し寄せてきます。
 根の周りもハンマーだらけで、頭上もハンマートルネード。まさに「生き物地球紀行」状態です。イルカもよくやって来ます。

鯖が行く!ダイビング(+Golf)あっちこっち ←頭上のハンマートルネード

 オットはここで粘り過ぎてデコを出してしまい、みなさんにご迷惑をお掛けしてしまいました。 この場を借りてお詫び申し上げます。
 ナイトロックスの威力を特に実感するポイントですが、出来ることならリブリーザーで潜りたいものです。
 

 今回はここがジンベイ祭りでした。
 私たちのグループが潜る時、まだ前のグループがダイブ中だったので、時間調整のためにシュノーケリングをやらせてもらえました。(流れがなかったので)

鯖が行く!ダイビング(+Golf)あっちこっち  鯖が行く!ダイビング(+Golf)あっちこっち

鯖が行く!ダイビング(+Golf)あっちこっち

  その時目の前に飛び込んできたのは、ハンマーの絨毯の中をジンベイ2匹が悠然と泳いでいるという光景でした。

 10mも潜ると触れる距離にまで近づくことができました。カメラを持って入らなかったことを悔やみました。やはり、スキューバでないと寄ることができますね。

③ダーティーロック(Dirty rock:Roca Sucia)
 このポイントと「プンタマリア」や「ドスアミーゴス」を使うときには、クルーズ船を島の北側にあるワファーベイ(Bahia Wafer)に移動することがあります。

 他船と調整しているようですが、 ワファーベイからは5分以内でダーティーロック到着します。

鯖が行く!ダイビング(+Golf)あっちこっち ←ダーティーロック

 水深5~60mから根がそびえ立ち、その名の通り、いびつな岩が水面から頭を出しています。根の北側にトップが20mのピナクルがあります。

 この根を1周回るのが通常のコースですが、流れが強いときにはピナクルまで行くことが出来ないときもあります。流れてしまうと大変なことになります。


 水面に出ている岩の西側にエントリーし、水深35m付近の岩に潜んでいるとハンマーの群れが至近距離までやって来ます。
 ピナクルに移動する間も大群を見ることが出来ます。
 

 その他、イルカ・カジキ・ガラパゴスシャーク・・・メオッツはここでは見たことがありませんが、 ジンベイもよく見られるのだそうです。
 ここのギンガメボールもスッゴイです。真っ暗になります。
 根から離れると間違いなくハンマーリバーなのですが、今回は自粛しました。


 流れ具合に寄っては、神子元のようにドリフトすれば凄いことになると思うのですが、ココ島ではルール違反のようです。残念!?

④プンタマリア(Punta Maria)
 マリア様岬という名前です。
 ココ島の北西(ほぼ西)に位置し、島から約500mの沖合いに水深30m前後の平たい根です。アルシオーネと似た印象を受けます。

 トップが20mのピナクルがあるのでアルシオーネより地形に変化があり、出ると凄いです!!! 近いです!!! 

以上、この4つがココ島の代表的なポイントです。 んが、スッごいポイントは他にもあります。 
一体、ココ島の周りにはどれほどのサメがいるのでしょうか???


次回、ダイビング編のまとめです。

つづく…