一日も早い被災地の復興を
招待状を使って、京都国立博物館へ行ってきました。
物凄い人だった。
私は、近所に寄る感覚で行ったので、とても鑑賞できる感じじゃなかった。
人々の間から、さっと見て回って出てきました。
縄文中期の火炎土器が、面白かったかな。
自然への畏敬の念が、異常に込められた表現だと思った。
そうして、隣の展示は、弥生時代。
銅鐸、銅矛に、凄い権力臭を感じてしまった。
もちろん、他の展示物も、権力の象徴だった物ばかりと、言うべきなのかもしれないけれど、この最初の転換は、印象に残った。
そうして、かつてはピカピカの、今はくすんだ展示物に、盛者必衰の理ありと、皆、見ているのだろうなと、考えました。
しかし、くすんだ展示物の中で、唯一、新品同様に、ピカピカ光る展示物があった。
それは、日本刀です。
やはり、日本人の精神の象徴として、日本人が滅ばぬ限り、光り続けるのだろうか。
ピカピカに光る日本刀、展示物の中でも、最も鑑賞が難しい物だと思う。
まあ、日本刀に限らず、鑑賞力ないなあと思いながら、私は見て回っていたけど。
しかし、私の心にも、ピカピカの日本刀、置いておかないとな。
と、感じることは出来なかったが、考えました。