再び金の話に逆戻り。
それもそのはず、家計の危機に対して、有効な対策が何も行われていないのだから。
俺は、単純に、妻にも家計を助けるべく働いてほしかった。だけど、それは妻に自分で決断してほしかった。
俺から言われて仕方なく…ではなく、ちゃんと自分の頭で考えてほしかったんだ。
妻は金の話をふってきたが…
俺は、また同じ返ししかしない。
『あなたはどうしたら良いと思う?』
妻は暫く考え込んだ後、『私が働くしかないよね。』
俺は
『今の俺にはどうしようないから、働いてくれたら助かるよ。』と妻に伝えた。
学校のママ友も、ほとんどが働いているとのことだったし、むしろ今までさほど働いていなくても何とかなったのは、妻のやりくりのお陰だったのだろう。
そう。ようやく働く気になってくれたのだ。
これで何とかなるかなぁって思って一安心。
だけど、なかなか話が前に進まない。
一向に働き出す様子がないんだ。
とても不安だった。学校関係の支払いが出来なくて、子供たちが嫌な思いしたらどうしよう?
支払いが出来なくて、カードが使えなくなったらどうしよう?ガソリンも入れられなくなって、車が動かなくなったら会社にも行けないよ…
だけど、なかなか働き始める様子がない。
でも、一生懸命今探してるはずだから、追い詰めちゃいけない。だから、じっと待った。