パラリンピックが凄い。健常者の大会ほどには注目されていないが、種目によっては健常者の記録を超えている。陸上競技1500メートルや走り幅跳びの優勝記録が健常者の記録を超えているし、特に驚いたのが、パワーリフティング107キロ超級に出場したイランのシアマンド・ラーマン選手が出したベンチプレス310キロだ。脚の踏ん張りが効かないハンデがある分、余計に驚異的な記録だと言える。ベンチプレスで300キロ以上挙げられる人間など、世界中探しても、数人しかいないだろう。この選手の体格がまた凄い。体重175キロ、胸囲150センチ以上、上腕部が何と65センチだそうだ。筋肉を鍛えて大きくした腕で65センチというのは人類最大級だ。歴史上3人到達した人間がいるのは知っているが、現代でも60センチを超える人間は極めて稀だ。プロレスラーのハルク・ホーガンが若かった全盛期の頃で54センチ、ボブ・サップが一番大きかった時で56センチ、横綱武蔵丸が現役の頃に57センチ。これらは実際に巻き尺で正確に測った数字で、誇張されたものではない。65センチがいかに凄いかわかるだろう。