国民年金保険料の未納者が増え続けていて 、納付率が60%まで下がっていることを受けて、未納者からの強制徴収を年収350万円から300万円に落とすらしい。ちょっと前が年収400万円だったから、どんどんハードルを下げている。国民年金保険料は結構な金額だから、強制徴収の年収要件を下げるほど、低所得者を追い詰めることになって、また問題になるだろう。年金問題というのは、少子化で納付する若者が減り続ける以上、どこかで貰える年齢の線引きをしないと破綻するだけだろう。例えば、今の60歳以上は貰えるが、それ以下なら年金はなしにするとか。もともとの制度設計が若者が増え続けることを前提にしているから無理がある。国民年金制度が始まった1960年当時は20人の若者が1人の高齢者を支えていたが、今は3人で1人を支えている計算になる。かなり無理がある。どこかの年齢で年金制度には区切りをつけて、代わりにベーシック・インカムの導入を議論した方がよさそうだ。