リオ・オリンピックで日本は史上最多の41個ものメダルを獲得した。選手たちが首からメダルをかけている姿を見て、メダルが大きく見えなかっただろうか。4連覇の偉業を達成した伊調馨選手が金メダルの感想を聞かれて、「いつもより重い感じがする」と答えていた。4連覇の重みのことを語っているようにも聞こえたが、他の選手たちも、口々に重い、重いと言っていたから、物理的な意味での重さのようだ。実際に、メダルが大きくなっているらしい。伊調選手が初めて金メダルを獲得した2004年のアテネでのメダルの重さは135グラムだった。北京が200、ロンドンが412で、今回のリオでは500グラム、直径が85ミリもある。500グラムと言えば、ペットボトル1本分、軽いピストルぐらいの重さだから、なかなかに重い。1896年に開かれた、一番最初のオリンピックでは金メダルがなく、1位が銀、2位が銅で、3位以下はメダルなしだったが、重さは47グラムだったから、10倍以上になったことになる。昔の金メダルは今のように、銀にメッキをしたものではなく、純金だったため、重さが20グラムだった年もあった。それを考えるとずい分大きくなったものだ。東京でさらに大きくなるんだろうか。