7月の失業率が3.0%だったそうだ。バブル期の水準ではないか。ほとんど完全雇用に近い数字だが、この数字だけで判断してはいけない。失業率の計算方法にはいろいろとカラクリがある。失業統計を採った週に1時間でも就労していれば、就業者としてカウントされる。週に1時間だったら実質的には失業者であるにもかかわらず、だ。欧米だと、ちゃんとまとまった金額を稼いでいない限り、失業者と見做される。だから、欧米の方が日本よりはるかに失業率が高く出るが、実質的な差は数字ほどではない。それに、日本ではハローワークに登録して、仕事を探しているという意志を示している日本だけが調査対象になる。仕事を探すのを諦めた人や、もともと探していない無職の人もカウントされない。失業率を低く見せるために、あの手この手を使っての数字だから、これでアベノミクスが成功しているかのようなプロパガンダに引っ掛かってはいけない。