以前タクシーで運転手と話をしてたら途中から、その息子が30代後半にもなってずっと家に引きこもっていて大変、みたいな感じで語り出したことがある。引きこもりっぱなしで無気力でナンもしようともせず、労働なんかありえなくて、と愚痴が続く。誰としゃべっても息子の話をする時はあんな感じで愚痴しか出てこないのだろう。その時、話を聞いていてすぐにわかっていたのだが、しばし聞いた後、「息子さん、子供の頃勉強出来たでしょう」と聞いてみた。そしたら「そうなんですよ!」ってそれまでのため息まじりの落ち込んだ声のトーンが180度変わっちゃって、ハイテンションで子供が優秀で親の期待に応えてくれてた頃の思い出を油紙に火がついたように語るわけ。高校生までは優秀で全国模試で常にトップクラスで東大合格間違いなしと言われながら結局合格せず何年か浪人した挙げ句浪人くずれのまま引きこもりになってしまったんだとか。こういう子供の頃に優秀だったヤツが受験とか就職だかで失敗したのがきっかけでニートやら引きこもりになった例ってかなり見てきている。自分の周りだけでも結構な数がいて、珍しいことでもないみたい。だからなのか、話をちょっと聞けばピンと来る。その4に続く。