去年8月に起きた耳かき店員の女性とその祖母の2 人を惨殺した犯人に対する裁判で死刑の求刑に対し、裁判所が下した判決は無期懲役という軽いものだった。死刑を回避した理由として被告本人が反省しているからだの、偶発的な事件で計画性が無いので死刑にするほどの悪質性がないからなどと犯人をひたすらかばい罪を軽くしようとする姑息な手口は基本的に犯罪者の味方である裁判所としてはいつものやり方であり、今に始まったことではなく驚きはしない。今回の判決で注目すべきは裁判員が裁判審理に加わっていたにもかかわらず何故にこんなに軽い判決なのかということである。もともと裁判員制度というのは裁判官の判断だけでは国民感情を満足させられないことが多くなったために国民を裁判に参加させることで判決に国民感情を反映させて裁判結果を適正化させるために設けられたものである。その制度趣旨からすれば今回のような残忍かつ悪質な事件に対しては一般的な国民感情からすれば当然死刑にすべき事件である。にもかかわらず今回のような犯罪者擁護的判決に至ったのはなぜなのか。これにはカラクリがあるのである。字数制限の都合で書ききれなくなってしまったので続きは後で書くことにする。