午前中に個人鑑定。

午後は櫻井さんの講演会に

加してきました。

 

東村山市・東久留米市・

清瀬市・東大和市・村市村山市

東京20区全体で行った講演会。

 

私たちが決める憲法改正と日本の未来

 「今、なぜ憲法改正が必要なのか」

会場の東村山文化会館のホールは満席。

本日のメインスピーカー、

櫻井さんへつなげる形で、

主催である東京第20区小選挙区・

国民投票連絡会議代表 木原誠二衆議院議員を皮切りに、

数人の挨拶が続きました。

 

挨拶の内容をまとめると 

 

*感染症に強い日本

*災害に強い日本

*国民の生命と財産を守ることのできる日本

となるためには、

現行法を改正する必要があること。

 

*感染症

すでに過ぎた感はあるコロナだけれど、

まだ完全に消えたわけではない。

この先、別のパンデミックが起こる可能性は十分ある。

(国際化するという事は、ウィルスや菌も流入する

ということで、感染症のリスクは高まりますね。

個人的には、今は鳥フルが気になります)

 

2災害 

人口密集地であり、災害に脆弱な東京都で、

強い揺れと、地震に伴う津波が発生したら、

対応しきれないのが実情。

(東京以外の地域でも、大災害が起きれば、

深刻な事態を迎えるのは変わらないですね)

 

防衛

現在の日本は、1日3回。

他国から領空侵犯を受けている。

その割合 6機中国・3機 ロシア・1機他国)

都度、自衛隊機がスクランブル対応をしているが、

「国民を守る規定」と「専守防衛」があるため、

その実、有事の即応対応はできない。

 

以上3点は、今、日本が総力を挙げて

対応しないと間に合わないことだと

私自身も思います。

防衛に関して補足すれば

国家最大の使命は

「国民の生命と財産を守る」ことですが、

「国民を守る規定」と「専守防衛」があるため、

住んでいる地域が破壊される

誰かが殺されないと動けない。

国民側に犠犠牲者ありきで、

自衛隊は許可の元、初めて応戦が可能となるのが

専守防衛で、その犠牲は私たち国民です。

 

国民の生命と財産を守るために、

必用な対応を、より速やかにできるようにする。

自衛隊の存在と立ち位置を、

「解釈に委ねるまま」であることを止めて、

平和主義の元、憲法に明記する方が良いと思っていましたが、

会の主催、来賓のあいさつを聞いて

改めて急務と考えていました。

 

 

櫻井さんの講演。

 

まずは日本国憲法に書かれている

「日本国民は、恒久の平和を念願し、

人間相互の関係を支配する

崇高な理想を深く自覚するのであつて、

平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、

われらの安全と生存を保持しようと決意した。」

から始まりました。

日本国憲法|条文|法令リード (hourei.net)

 

 

他者・他国と、互いを思いあえる環境なら、

心配いりませんが、現状を見ると

北朝鮮、何回もこちらに向けて、

ミサイルを飛ばしています。

ロシアは 小国であるウクライナに侵攻しました。

それ以前の2014年2月。クリミア半島併合の際、

プーチンは、核兵器の使用を公言しています。

クリントン大統領の時代。

G'7にロシアが加わり、G8になったこともありましたが、

2023年11月2日。ロシアは包括的核実験禁止条約から脱退。

中国は、核弾頭500発を保有していますが、

後3年で1000発にする増産体制に入るという状況です。

アメリカと共に、

核保有の上限1550と決めていた事をやめて、

核を増やす・使う方向にかじを切ったのです。

 

ミサイルが着弾した瞬間、

建物は吹き飛び、壊れ、

その周囲にいた人が亡くなります。

とても悲惨ですが、

核兵器が使用されれば、

そこにあった街は一瞬にして、

熱波で消し飛び、

被害者数おびただしく、

環境汚染も引き起こしてしまいます。

かつて広島は、ウラン型の原爆投下により、

9万人から16万人以上の方々が亡くなりました。

長崎はプルトニウム型の原爆が投下され、

6万~8万の方々が、亡くなっています。

どちらも、たった1発です。

 

核兵器を使った悲劇。

これを繰り返さないために、

世界各国話し合いの場を作り、核

兵器の保有数を公開。

包括的核実験禁止条約で、

ロシアはアメリカと共に、

核保有の上限1550と決めていました。

しかし、ロシアはそれをやめて、

核を増やす・使う方向にかじを切ったのです。

 

ロシアによって

「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」

が、非常に難しくなっている事を

認識しなければなりません。

 

北朝鮮による拉致被害者がいる日本ですが、

アメリカをはじめ、他国は、

自国民が他国に、一方的拘束をされたら、

交渉もしますが、進展がなければ力で取り戻します。

日本には、自国民が他国による拘束を受けた場合、

取り戻す「力」はありません。

外交は話し合いの場ですが、

その国が経済力と軍事力をもって対等となり、

話し合いも認められるのです。

 

日本は伝統があり、良き国ですが、

戦後は経済に特化するしか、

力を持つことができない国となってしまいました。

そしてその日本を守ってきたアメリカ。

今もアメリカは、ビッグですが、

世界を一国で守れるほどスーパーではなく

ロシアも中国が、大きな脅威になってきています。

 

これらの状況を踏まえた上で、

岸田総理は米議会の上下両院合同会議で

「日本はすでに、米国と肩を組んで共に立ち上がっている。

米国は独りではない。日本は米国と共にある」

という旨の演説を行い、賞賛を得たのでした。

 

脅威となっているロシアや中国への対応は、

今までと違う対応をしなければいけない事態を迎えている。

政治と金の問題もあるから、

岸田総理でなく、別の人を代表を立てるべき

という声もあるが、

何故、岸田政権下で、憲法改正が必要か。

国際情勢を鑑みても

皇室典範問題を鑑みても、

岸田総理に代われる人物がいない。

岸田おろしが吹く中、

野党はもちろん、自民党の議員の中に、

「今」、岸田さんに代わって

憲法改正ができる人がいないので、

政治側は岸田総理を中心に

憲法改正を進めるのがベスト。

主権在民の日本は、国民の考えを反映する国であり、

私たちが暮らしやすくするために、法はあるので

1人1人が、自分の未来子どもたちの未来を考えて、

声を上げてゆく必要がある。

 

という内容でした。

これを柔らかく、軽やかに、品良く語れるのは、

櫻井さんならではだと思います。

講演の内容、一言一句正確に再現したのではなく、

メモ書きをした内容を、忘れないうちに書きました。
 

戦後 79年~80年の節目でもある今、

しっかりとみなおして、

次世代に渡す時期でもあると思います。


それにしても

「日本国民は、恒久の平和を念願し、

人間相互の関係を支配する

崇高な理想を深く自覚するのであつて、

平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、

われらの安全と生存を保持しようと決意した。」

って、

「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」

鬼滅の刃の富岡義勇のセリフが、つい出てくる私。

他人の善意や正義。良心を信じるのはいいけど、

相手によりけりだし、

そこに私の安全と命を保持ってというのは、

すごく怖いというか、大丈夫?

とは思いますね。