いつもお読みいただきありがとうございます。
ほったんです。
風邪を先週から引いてしまったのですが、
鼻水は止まってきましたが、今度はのどの方に
やってきました。
とはいえ、そんなにもひどく感じていないので、
ゆっくり体を休めて、さっさと治していこうと思います。
ここ数日は、この本から支援というものについて考えています。
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人を助けるとはどういうことか 本当の「協力関係」をつくる7つの原則/エドガー・H・シャイン
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昨日までは、支援の種類について、考えてきました。
そのまま、支援関係を築くために大切な「控え目な問いかけ」に
進もうかとも思ったのですが、
その前に、支援するとかされるとかは何かということを
もうちょっと考えていこうと思います。
それから、クライアント、支援者が陥りやすい罠について
考えてから、「控え目な問いかけ」に入った方が、
分かりやすいように思うからです。
では、
支援を求めるとはどういうことなんでしょうか?
正直に言うと、私は苦手なのかもしれません。
要は、
受け取り下手というのでしょうか。
支援はあまりされたくないと感じています。
つまり、
人に弱みを見せたくないのです。
それに、支援されることは、自分ができないことをされることであり、
自分の能力がないように思われるからです。
昔の話になりますが、
あるところで、企業システムの開発をしていました。
プロジェクトメンバーは、4~5人ぐらいだったでしょうか。
その中で、結構多い分量を開発することになりました。
とはいえ、そんなにも難しいところではなかったのですが、
やっていくうちに、いろいろ修正とかでてきて、
スケジュール的に遅れがちになってきました。
そのため、できていないところは、他のメンバーに
やってもらった記憶があります。
そのときは、支援してもらった感謝の前に自分の能力不足を
現わしてしまったようで、契約社員の立場だったので、
これで、首になるかもしれないという思いがありました。
その時に、リーダーの人から言われたことは、
遅れそうだったら言ってくれよなということでした。
それも、受け取り方としては、落ち込むことになるのですが、
今にして思えば、当たり前のことだよなと思います。
特に、遅れたとはいえ、理由があれば、仕方がないことなのですが、
その職場の環境から、そう感じることができず、
自分の能力不足のことを指摘されて、関係者に迷惑が
かかるんじゃないかという心配ばかりしていたように思います。
つまり、
支援されるということは、
能力がない人間とみなされるとか、
自立していない人間としみられる恐怖があるのです。
実際は、そんなこともないこともあるのですが、
やはり、その職場の環境から氣がそう思わせたのかもしれません。
要は、
支援されることは、立場を弱くするのです。
そのような前提があることを支援者は認識しなければならないんだと
思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。