人は誰でも生まれて1年たてば1歳になり、20年たてば20歳になります。
しかしながら、テレビなどに出てくる人間に対して、観る人々は時は凍結するかのような錯覚を覚えているようなのです。
そのことが顕著に表れているのが、子役に対するイメージ。
クリクリお目目でお留守番騒動を起こして人々を魅了したマコーレー・カルキン君(ホームアローンの主役)だって、お年頃になればシャブの1つも吸引してお縄頂戴になるし、
大根飯を真っ赤なほっぺでかきこんでいた(古!)おしん(小林綾子さん)だって今や子持ち。
でも、おしんはいつまでも赤いほっぺのまま藁でできた人形を背負ってよちよち歩いていてほしいし、ホームアローンはいつまでも子供のままお留守番をして騒ぎを起こすようなお茶目さんでいてほしいと誰もが願っていることでしょう(本当に?)。
うまく大人に転身する人もいるけど、子供時代のイメージが良すぎたり強すぎると、成長につれて人気に翳りが出るのは良くある天才子役のジレンマですよね。
私も今そんなジレンマを抱えています。
12月に発売になった編集協力本
1月に発売になった共著書
アルク出版
こちらの理解度を深めていただくために、2人の格闘人間にご協力いただいて全ての文法項目についてとても丁寧でわかりやすいレッスン動画を作って配信しております。
この二人、著者で英語を教えた経験が豊富で百戦錬磨の高橋先生、東本先生、そしてアルク出版の超ベテラン編集者の朝熊さんもビックリ&感激するくらい、英語学習者の泣き所をおさえた素晴らしくいい質問や間違いを出してくれて、それがこの動画の価値を他の英語系動画とは違うものに昇華させてくれています。
しかし、私の説明が良すぎるのか、2人の才能が凄すぎるせいかわかりませんが(多分両方)たかだか10回もレッスンしていないのに、2人が早くも成長を見せ始めており、面白い文法エラーを起こしてくれなくなりそうな気配がします。
面白い間違いしてくれなくなっちゃったらどうしよう、、、、。
文法上達してほしいけど、このまま、面白いままでいてほしいきもする、、、。
2つの感情が鬩ぎ合っております。
富山の親戚が、購入して仏前に報告して写真送ってくれました。
天国の叔父が喜んでくれているはず。
↓丸の内の大手書店平積みありがとございます↓
この気持ちは、安達祐実ちゃんには、いつまでも小さな可愛らしい女の子のままで「レックスー!(恐竜の名前)」と叫んでいてほしい。成長して「同情するなら金をくれ」とか言ったり、ドスのきいた顔で、花魁の役なんてしてほしくはないという気持ちに似てなくもない。
半分子供半分大人でいてほしい。
いつまでもいつまでも。